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18日目 設楽ダム予定地視察
18日目 設楽ダム予定地視察

昨日のゴール地点から設楽ダムまでは、だいたい23km程の行程です。
朝、高森さんの奥さんからおむすびの結び方を教わってお昼ご飯を作りました。
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「森のイスキア」で有名な佐藤初女さんのおむすび講習会を2回も受けられているそうで、その丁寧で気持ちのこもったおむすびにみんな感動!
あまり水を使わず、塩をまんべんなく手のひらに伸ばし、手のひらでゆっくり祈りながら、丸い太鼓型のような形のおむすびに握ります。
海苔で、まわりを包み込みタオルに巻いて保存しておくと、次の日でもおいしいのだそうです。
いいにおいがキッチンにたちこめます。
中に入れた梅も奥さんが漬けたもので、なんでも手作りでされている生活って、本当の意味ですごく豊かだなぁと実感します。

旧名倉中学校の中を見学。
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素敵な校舎はまだまだ使えそうですが、統合されて今は使われていないそうです。

ダムの建設予定地へ向かう道。
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この緑でいっぱいの場所も、
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美しい清流も
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ダムが完成すれば、沈んでしまいます。
設楽ダムは本当に必要なのだろうか?

高森さんや現地の方々からお話を伺いました。
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30年以上前に立ち上がったこの計画当初は夏場に断水になることもあったそうです。
しかし、2001年に完成した「豊川総合用水事業」のお陰で豊川に出来た宇連ダム、大島ダムの2つのダムや、渇水の時は天竜川から引いてくる水で断水になることは最近はないのだそうです。
そしてデータを計算すると、豊川総合用水が供給する水量計画は年間3億8千万m3ですが、現在の用水供給実績は年間2億7千万m3です。
つまり年間約1億m3の余裕があり、また最近30年間水消費もほとんど変わっていないので今後水が更に必要になることも考えられません。
つまり水は凄く余っているのです。
また、大島ダムは、完成後貯水率80%を切ったことがないという事実からも、新たなダムは必要ないのだそうです。
その中で作ろうとしているのがこの設楽ダムなのです。

豊川はいくつかの支線にわかれていますが、この予定地の流れの方には、まだ一つもダムがありません。
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そのお陰で、きれいな水がそのまま三河湾へと流れています。

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この綺麗な水には天然記念物の「ネコギギ」というナマズ科の魚さんも住んでいますが、もしダムができてしまったら、生息は不可能です。

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予定地は緑豊かで美しい場所ですが、ダムを作るには本当に小さな場所で、ここにダムを造ることになるとかなり深くしないと貯水量がなく確保できません。

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その為にこの場所に130mもの巨大なコンクリートの壁をつくるのだそうです。130メートルといえば、だいたい26階建てのビルと同じくらいの高さです。

また、ダムを深くすると、その壁面の土が水に溶け込み、その養分が腐ることによって、豊川全体の水質が変わってします。
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それがひいては、海にいるスナメリなども住めないような環境にしてしまう。
また、ダムを作ることによって砂が運ばれず、砂浜もなくなってしまいます。

予定地の山は断層が重なっている関係で、斜面がもろく、工事も容易ではありません。
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明らかにダム建設に適している土地ではないにもかかわらず、こうした計画が進められてしまう背景は、難しい場所ほど計画が難航し、何十年も工事が続き、その分、長期に予算が出るという国交省の目論みが原因にあるそうです。時代や環境が変わっても見直されない古い計画が日本中にあります。
普通に考えれば、必要もないものを巨額の予算をつぎ込んでつくるなんて、理不尽そのものです。

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木に巻いてあるピンクのリボンはダムでこの土地が沈んだら失われる森林財産を国が買い取る為の目印なのだそうです。
このリボンをしてあると後で山主にお金が入ります。
そんなこんなで地元も、ダム建設賛成派と反対派に分かれています。
ここでも図式は同じです。
国や地方自治体やゼネコンが開発計画を立て多額のお金をつぎ込もうとしています。
地元の自然を守ろうとする人たちと、御金欲しさに開発を受け入れる人たち。
その開発は自然を破壊します。破壊した自然は二度と帰ってこない。すさまじい犠牲を伴うのだから、本当に深く考え、本当に本当に必要ならダムも必要なのかもしれません。
ですが、この設楽ダムはどう考えても必要ない。

そして、その設楽ダムの計画に費やされるお金は税金です。ここでも僕たちが知らぬ間にこの環境破壊をサポートしているのです。
僕達は知らなければなりません。僕たちがしていることなのだから。
人の心の貪欲さと無知が自然を壊しているのは、この設楽ダムにしろ、原発にしろ、共通している問題です。

とにかく今はこの美しい自然を目に焼き付け、この自然を讃えようということで皆で祈りの歌を歌いました。
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この自然を壊してはいけない。この自然の中にいることは喜びだから。
自然を壊してはいけないことを伝えると同時に、もっと強くこの自然の美しさと豊かさを伝えたい!


お昼に、ダム予定地できれいな水をみながら、おむすびをいただきます。
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ほんとうに、おいしい。

その後は、ブナの原生林へ。
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植林された林と違って、光が入り下草もはえていて気持ちがいい。
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夜は、高森さんが仕留めたシカ肉でバーベキューです。
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昔は祭事やお祝い事でしかお肉は食べませんでした。
都会生活でのスーパーでパックに入ったお肉では、その命の重みが感じられにくいかもしれませんが、動物をいただくということは、本当に大変なことです。有り難い気持ちで、ごちそうをいただきました。

夕食の後は、地域に住む高森さんたちのお友達も加わって、たき火を囲んで音楽とトークサークル。
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この自然豊かな土地に住むと、コンクリートに囲まれた都市にいることに違和感を感じると一人の方はおっしゃっていました。

圭帆くんは、たき火を見ながら「どうして、こんなに美しいんだろう?」ということを考えていたとシェアしてくれました。
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この薪も、3年とかの年月をかけて枝になり、そのいのちが一瞬に燃えて、光を放って、私たちを暖めてくれている。
一瞬の中に、無数のいのちが与えてくれているからではないか。

1日かけて歩いた30kmの道のりも、車で行ってしまえば1時間とかからない。
でも、ガソリンは、古代からの何万ものいのちがつくってくれたもの。
そうやって、便利で早くできるのは、いのちを燃やしているからなんだと思ったと言っていました。


自分が見えているもの以上に、世界はつながっている。

高森さん家族があたたかく迎えてくださって、本当にいろいろ学び、感じることができました。
ありがとうございます。
17日目 治部坂〜旧名倉中学校
17日目 治部坂〜旧名倉中学校

雨が降るのではないかと心配されたりしましたが、みごとにいい天気!
今日は、下りの多い工程なので、ぐんぐん歩いていきます。

途中で、直売所発見!
こういう所で買える野菜は、新鮮でおいしく、しかも安い!
熟れた大きなトマトが3個で50円!で売っていたり、お買い得でした。
東京まで歩いていくと言ったら、キュウリなどもオマケしてくれました。
感謝です。

各地で、いろんなソフトクリームを売っていますが、じねんじょソフトクリームは初めて見ました。
これが、あっさりしていておいしい!
このジーさんと圭帆くんの幸せそうな顔!

この辺りは武田信玄にゆかりのある土地だそうで、いろいろな史跡が残っています。

長かった長野の道のりを抜けて、愛知県へ突入!

今日も30km以上歩き、夕方、旧名倉中学に向かう道の途中でサークルアップしました。

こちらでは、設楽ダム建設に反対している議員の高森さんがお世話してくれます。明日、予定地にも視察に行きます。
16日目 飯田〜治部坂
16日目 飯田〜治部坂
前夜のメケメケ食堂での感動も冷めないまま、治部坂まで出発です。

27日に元善光寺に到着したので、朝早く元善光寺から歩いて、たけちゃんの家までの行程をつなげました。たけちゃんの家で待つグループは、テントの撤収をしたり出発準備にかかります。

そして、今朝はおいしいベーグルの朝食!
東京北区十条のベーグルカフェ noRoさんが 7 Generations walkの話を聞いて、歩けなくてもぜひ参加したいと思って下さり、手作りのベーグルを一箱も送ってくださいました。
クルミやよもぎ、いちじくなど色んな具が中に入っていて、モチモチと本当においしいベーグルでした。
その気持ちが本当にうれしい!ありがとうございます。
みんなで感謝の気持ちで頂きました。

助産婦さんをしているシュリちゃんたちも加わって、walkスタート!

153号線の道路を歩くのですが、飯田は空が広く、気持ちよく歩けました。

川のそばでお昼ご飯。

今日の行程も結構上り坂でした。
最後の治部坂峠は長ーい上りが続きます。
疲れていたところに信州お菓子の里が!
ソフトクリームを食べてご満悦です。
やっぱり、楽しみもないと。
このお店は、ほとんどの商品に試食があって、みんなでこれもあれも美味しいなんていいあって、すっかり楽しくなりました。
店員のお姉さんが、「7 generations walkのチラシに治部坂の名前があってうれしい、がんばってくださいね」と言ってくれました。

峠を登りきって、後は下りだけ!
そこで、虹が!
写真には薄くてあまり映っていませんが、虹が出ると本当にうれしくなります。
今年のWalkでは、3回目の虹です!

この日は、矢作川の源流でキャンプ。
ここの上流には民家がなく、湧いたところからそのまま汚れずに、川の水をそのまま飲めるくらいのきれいな水が流れています。
水は、自然にそのまま流れていれば、よどみなく美しい。
人が住むことで水を汚してしまっている現状のシステムをどうにか変えていけないだろうかと考えてしまいます。

今晩は、シンプルに圭帆くんが作ってくれたトマトスープとご飯。
たき火を囲んでみんなでご飯を食べると本当においしい。
この辺りは、街灯などもなく、たき火の明かりだけで、後は真っ暗です。
みんなで歌ったりしながら深い夜を楽しみました。

今日もよい1日でした。




15日目 飯田市 ブレーク
15日目 飯田市 ブレーク

今日はブレーク日、満月の日、そして旅のターニングポイントの日でもあります。

新月の夜、5/14に長野県別所温泉から歩き始め、ようやく全工程の1/3を過ぎました。
しかし、未だにここは長野県…長野は本当に広いです。そして奥深い。
長野とひと言で言っても、エリアによって感じや文化が本当に違う。



朝10時までは、たけちゃんのお宅の庭で、のんびり。
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今日は、青鮮やかな陽気で、最高の天気です!


その後、お昼頃には出発して。。。
木漏れ日照らす不思議な小道を通り抜けて、丘を登ると、待っていたのは「もなみ園」
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そして天使のような子供たちです。
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保護者の方々の、自主的な活動によって数年前から、生まれたこの場。
見ての通り、園舎のない野外保育の幼稚園です。小川、木花、池、生き物、森の全てが教室なのです。雨でも雪でも合羽を着て外で遊び、丘の端にはフェンスを設けず、子供の自由な遊びの時間をしっかり設けています。「子供の自発的な能力を育むことが、結局は安全性にも繋がる」というような事を、一人の保護者の方がおっしゃっていました。

一緒に音楽をしたり、
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とても癒された時間でした。
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午後2時半くらいから、4時くらいまでは、たけちゃんがしている自然農の畑で農作業。
生活にかかわる色んなことができることが「百姓」であることですが、それを体現して自然農をやられている山本さんの田んぼです。
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自然農についても山本さんからいろいろなお話を伺いました。


土を耕さない方法で作物を育てる自然農ですが、最初の苗のときは、少し手をかけることで育ちがだいぶ違うそうです。

地面に直植えした苗床の草取りをしたのですが、これがとても大変。
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抜いても抜いても切りがなく、この大きさでこの人数でも40分以上はかかりました。
一粒のお米が、お茶碗半分の収穫になるということで、間違って苗を抜かないように大切に作業していると、この一つの芽がほんとうに尊いなぁと実感します。


農作業の後は、やっぱり温泉!
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「湯が洞温泉」は、見晴らしのよい高い場所にあって、露天風呂など疲れも吹き飛ぶ好いお湯でした。



そして、今晩は節目のイベントです!
場所は、「メケメケ食堂」←http://www.mekemeke.me/
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アットホームさとお洒落さがいい感じで混ざった、とても素敵な空間でした。


まずは、腹ごしらえ! 
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串カツ定食はこちら。←http://let-youquest.blogspot.com/
カレーやちゃんぽんなど、みんなで美味しい御飯を頂きました。



太鼓をたたいて入ってきて、イベント開始♪
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さっそくサークルを作って、今日の出会いに感謝して、一分間の黙祷をし、いつもwalkで朝出発のときに歌うスターティングアップソングを皆で歌いました。
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まずは、熱く、熱く、インディアンソングの演奏を交えながら、「なぜ歩くのか?」と問いかけます。
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なぜでしょう?
実際に歩いている人だけのwalkじゃない。こうやって、各地で支えてくれるみんなや、ブログをみて私たちが学んできていることを一緒に考えたり、思ってくれている人たち、みんなの意識が歩くこの場を支えている。
7 generations walkは、そうやってみんなが幸せをつなげて続けていこう!という思いが集う場にしたい。

皆、真剣です。
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お話会の後は、walkerの4組ものアーティストの演奏。
山口県上関祝島の原発問題に関わっている隼人くんと、タケルくんの社会への熱いメッセージを心地いいリズムにのせて、胸に響きます。
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白組のかずやんこと、久多良木一人さんは、メチャおもろいだけではありません。
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手拍子と歌のかけあいに元気をもらいます。

sabakanのエネルギーにあふれて、しかも優しい歌声で、会場も一つに♪
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最後は、皆で、輪になって7Generation Walkのテーマソングを♪
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満月の下、メケメケ食堂は皆の笑顔と熱気に溢れ、多くの新たな繋がりを生み、ますますの熱気を放っていました。


素敵な夜を、皆ほんとうにありがとう。
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また、明日から歩くぞ!
「平和よ訪れますように」
5月27日 14日目 大鹿村→飯田
5月27日 14日目 大鹿村→飯田

今日も素晴らしい目覚め
朝から美味しい自家製のパンをいただき
心も身体も元気満タンで出発です。
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ここであった何人かの仲間も合流して一緒に歩いてくれることになりました。

始めから参加していた静岡の瞬君は6月12日の静岡の島田でのイベントのオーガナイズの為、いったんウォークを離れます。
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ん〜〜瞬君がいないとさびしいけど

でもウォークは歩いている人だけが参加者なのではなくて
関わってくれたり興味をもってくれる全ての人が参加者なのだと
デニス師は常々いっていました。

瞬君も6月12日に地元静岡で大きなイベントを企画してくれています。
もちろんウォークも合流します。
6月12日のイベント情報はこちら
http://hirakawa.eshizuoka.jp/e555186.html


皆で心通いあう繋がりを拡げていくことがウォークの目的です。
瞬君ありがとう。
静岡のイベントも凄く楽しみ!!!
皆あつまろ〜〜〜(^−^)

なにはともあれ出発
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今日は12人!
大鹿のアンバサのタケル君とか
上関からきた隼人君とか
とにかく好い感じの仲間が加わってくれました。
嬉しい!

大鹿の自然は凄いです
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ん〜〜見ているだけで感動!

トンネルをくぐってね
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大鹿村を後にしました

歩いているとねいろんな人が話しかけてくれます。
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皆で登り道を登って、けっこう大変(^_^;)
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そしたら峠の近くでジャンべの音が!

今日お世話になるSubnyumaのタケちゃんたちが峠でジャンべを叩いて迎えてくれました。
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ん〜〜嬉しくて楽しくて力湧き湧きです。

お昼御飯もひろみさんにもらったおむすびを皆で食べて
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さらに元気満タン!
ひろみさんホントにありがとうございました。

ご機嫌で午後からも歩きだしました。
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山を下って天竜川に着きました
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ここからは暫く川沿いを歩きます


空の青がきれいででっかい
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すごく気分よく歩きました。

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ちょっと古墳によって
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今日のゴール飯田の元善光寺に到着
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今日は約30キロを皆良く歩きました。
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到着のお祈りをして
トークサークルをしてね
皆ちょっと疲れたけどねすごい感謝にあふれていました

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☆ ☆ ☆

夜はSabnyumaの練習会に参加
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Sabnyumaのリーダーたけちゃん(黄緑のTシャツの)凄いです(^−^)
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Sabnyumaという名前ははアフリカ語で
素敵な出会い とか
皆の幸せが自分の幸せ とか
そういう意味の言葉です。

たけちゃんもちろんジャンべは最高に上手ですが
その場を皆が集まって元気になれる場所を作りたい!
ということで、この場を開き続けています。

参加している人の心も開きまくっていてね
凄いです。

タケちゃんの人柄なのでしょう!
みなホントに楽しそう!

僕たちみたいなゲストにも凄くオープンで、凄く楽しいです。

練習会とはいえ
ジャンべとアフリカンダンスの相乗効果は凄いです。
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奥さんのさやかちゃんの踊りも素晴らしく!
教え方もすごくスマイリーで好い感じ

どんどん盛り上がっていきます。
音楽やダンスを通してお互いの心が一つになる瞬間は凄い力をもっていますね。

皆で踊って皆で演奏して、お互いハイタッチしまくって、どんどん繋がって心開いていきますね(^−^)

素晴らしい時間だった。

たけちゃんほど心開いて、柔らかにパワフルにこんな場をリードして人の心を開きまくって、繋がりを拡げつづけている人は見たことなかったです。

Sabnyumaは何かを表現するよりも、繋がり開いていくグループ。
皆で楽しんでいく輪が長野中、全国中に拡がっています。

たけちゃん凄い!
世の中には凄い人が沢山いますね。

会ってみなくちゃ分からないし、行ってみなくちゃ分からないし
やってみなくちゃ分からないよね。

最後は歓迎の踊りをSabnyumaの皆がしてくれて大盛り上がり!
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ん〜〜今日も素晴らしい一日でした。

きょうもありがとう!

5月26日 13日目 大鹿村 農業体験
5月26日 13日目 大鹿村 農業体験

朝食を待つ!!
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マテ茶をごちそうになりました。


ゲタさんの家!
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お手製のお家は暖かみがあります。

田植えの準備!
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皆で藁を運びました。

メ〜!!
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田植えを始める前にゲタさんからの説明!
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苗を植える深さは人差し指の第一関節くらいがいいそうです!
深すぎるのは良くないそうです!
苗と苗の感覚は15センチほどあけて手で植えていきます。

みんな横に並んでまっすぐ植えました!
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信州新町で田植えした時と違ったのは水の量ですね。
これだと書いた線が良く見えます。
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田植え完了!
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ピシっと音がしそうなくらい上手にできました!
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結構同じ田植えでも方法が違いました。
皆それぞれの工夫や知恵があります。

いろんな方法がありますが、昔ながらのゲタさんお勧めの方法です。
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のどかで楽しい!

ゲタさんは長年、「ふりだし塾」という名前で、自給自足の生き方を教えていらっしゃいます。

皆で協力して、あっというまに午前中で田植えは終わりました。


お空の下で昼食!
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皆で仕事をして、皆で御飯を食べて!
皆で話をしたり、盛り上がったり、普通のことなのですが凄く楽しい!
人と人とが相乗する力を感じました。

午後から田んぼにする場所の石と草取りをしました!
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皆でやるとね(^−^)凄く楽しいです。
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充実した一日の終わり、作業完了後にお勧めの温泉に向かう途中でちょっと寄り道!
超大きな逆さイチョウの木をみんなで見ました!
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でかい!
こだまとか住んでいそう。
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イチョウの周りで記念撮影
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大鹿村の長老のアキさんにご挨拶を
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アキさんは昔からウォークやムーブメントに深くかかわっていて
噂は前から聞いていたので会えて凄く嬉しかったです。

温泉から見えた雲が虹色に光っておりました。
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夜はゲタさんたちがご馳走を用意してくれて
大鹿の方々が集まりました。
皆で凄くいろんな話をしました

上関原発の話とか
沖縄の高江とか辺野古の基地問題の話とか

ごく最近実際に行ってきた人同士が集まってのお話だったので
すごくリアリティーがあってね
すごく信用できる大事な話を沢山聞けました。

やっぱりこんな感じで、情報はメディアだけではなく
実際に行った人の話を聞くのが一番です。

その情報の真意は
その人が信用できるかどうかで判断できます。

信用できる人が集まるのは好い事
人が集まるのは好い事

良い人ばかりだから自然と楽しくなります。

だからセッションを(^。^)y-.。o○
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歌いあって集まれたことを喜びあおう!

ん〜〜楽しかった!

今日も充実した、学び多き一日でした。

ありがとう



5月25日 12日目 非持 → 大鹿村
5月25日 12日目 非持 → 大鹿村

お世話になったナオキさんの家の横にある諏訪神社をスタート!
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2日ぶりに晴れて気持ちがいい!!
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マッポン、休憩の1曲!!
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休憩中、
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森に溶け込むジーさん。
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昼過ぎに分杭峠
零磁場に到着する。
ここは、最近テレビでも紹介されたそうで人気のスポットです。
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説明書ではプレートが二つ重なりあう所で磁場が相互さようしていてゼロ磁場なる現象が起こるそうです。

零磁場ポイント!
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零磁場水を汲もうと盛り上がる人たち。
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遠く離れて冷めている二人。
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ま、ひとそれぞれ感じ方は違うようです。
健康なら他にもいろいろな要素がありますもんね。

聖地とは求めに行く所ではなく
感謝しに行くところ

私たちはすでに全てを与えられている
水も大地も人が作ったものなどなにもない
もしもそこが聖地であるならば
この与える力がすさまじく清らかで強いということだろう
だから人は感謝にあふれるはず
感謝にあふれる人は自動的にしてもらったことと同じことをしたくなる

だから聖地では求めない
聖地では感謝していたい。

求め合い奪い合うのが地獄
与えあい感謝しあうのが天国だ

零磁場は与えあう場所だろうか?
そんな場所ではない

問題は場所なのではなくて
与えあう心だ
与えあう心があればそこが癒しの場なのだと感じた


ま、皆それぞれいろいろ感じながら更に歩きました

大鹿村はいたるところに土砂崩れの跡があり、
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それをコンクリートで修復している。

でもね、自然は凄く豊かなのです。
植林していたり、人の手が中途半端にはいっているところは自然がむごい感じに見えます。

大鹿には豊かな自然が残っています。

だからが故に、豊かさとむごさにコントラストがはっきり見えてしまうのでしょう。

大鹿村を歩いて行きます。
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いろいろ考えたりしますが
凄く気持ちよかったです。

今夜お世話になるゲタさん宅に到着!
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その土地で採れた山菜を調理し超豪華な晩御飯でした!
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夜はゲタさんのお話を聞かせていただきました。
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大鹿村の山の上の森の中にお家がありますが、ご自身で家を作ったり、道を整備したりいろいろ大変な苦労があったそうです。

また、「ふりだし塾」という学びの場もこの場所で主催されていて
自然の中でもう一度原点にもどろう!
というコンセプトに共鳴して多くの若者が集まっています。

僕が一番印象に残ったのは

「田舎暮らしは持続するのが一番大切だから
最初から頑張らない事が大切。
始めから上手くいくはずはないので
始めの一年はなにもしないでボケっと昼寝でもしながら
ゆっくり考えながら暮らしを軌道にのせていくのが好いんだ!」
と言っていました。

ん〜なるほど!

その気負わない感じが余裕のある柔らかな貫禄をかもしだしていました。

他にもいろんなお話を聞けて充実!

また明日も楽しみです。

ありがとうございました。
5月24日 11日目 杖付峠→非持
今日は素晴らしい目覚め!
やっぱり自然の中で眠るのって格別です。
身体と心が喜んでおりました。

朝もカズさんご家族に暖かく御飯を頂きました。
有難い。
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ホントに有難い気持ちでした。
カズさん家は囲炉裏もあってね。
人の心が通う良き日本の心が残っていると感じました。
素晴らしい。

今日杖突峠から出発
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やっぱり雨です。

雨の中を歩くのは大変ですがね、でも、空気がほこりっぽくなくて
しっとりしていて、内面的な感じが好きです。

途中で京都「やおかん」さんから昨日カズさん家にサプライズで送られてきたチョコレートを食べました。
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嬉しかった〜〜。
一緒に歩けない皆も、僕たちのこと応援していてくれる。
皆の気持ちと一緒に歩かせていただいております。
ホント心から感謝!

峠近くの川の源流ちかく
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皆でこうして川の音に耳を澄ませました。
去年、高尾の虔十の会の坂田さんに教えてもらった方法!
こうすると目からうろこおちる体験ができます。
皆さんも是非、清流の傍でやってみて下さい。

お昼すぎにカズさん家に再びあるいて到着!
ホントは昨日着く予定だったのですがね
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雨が降っていたので縁側でご飯をいただくことにしました。

やっぱり杖突峠から歩いて4時間かかりました。
昨日、もし無理に歩いていたら大変なことになっていたでしょう。
ん〜〜いろいろあるけど自然が相手なので、謙虚に誠実に判断をしていかないと危ないです。
雨の日は特にね。気をつけないとですね。
人間が歩ける力は雨や風やそういうものに激しく影響されます。
ホントはね!そんなものです。

奥さんふうちゃんがケーキを作ってくれました。
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美味しかった。
カズさんファミリー皆で暖かくしてくれて、ホントに嬉しかったです。
ふうちゃんもさすが明るいパワー湧きわきな感じの女性で、自然の中に生きる人の朗らかさを感じます。
ほんと話していると心が明るくなります。

ここは水がホントに美味しくて!
水が清くて美しいところは人の心も美しい!
僕があちこち歩いて旅して見出した法則ですが
やっぱり正しい気がしますね。

カズさんが野草を摘んでくれました。
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すぐ家のまわりに生えていて、すぐ食べられる!
ここは命の宝庫ですね。
美味しかった。

いっしん君からもプレゼントを皆にいただき
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ほんと嬉しかったよ。
その気持ちにね涙しそうです。

いよいよ出発!
というときにアオサギがカズさん家の木にとまりました。
これはホントに初めてのことらしく
これはウォークへの何かのメッセージでは!
ということでアオサギのメッセージを調べてみました。

インディアンのメディスンの本にはこう書いてありました。

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アオサギのメッセージ
「生命の神秘を
私の中に脈うつ世界を映して見せる
聖なる水鳥
私の歩くこの道が
全生命の繰りだす糸と織りなし交差するさまは
あまた生あるものたちを兄弟姉妹とする学び
そして同時に悠久の旅の故郷」

このウォークは全ての命は自然に生かされていることを感じ実感するということを全ての基本にしています。
まさにそんな気持ちで歩いて行きたい。

カズさんから素晴らしいメッセージをいただいていざ出発!
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雨が強いのでバス停で休憩
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ととろとか出てきそう(*^_^*)

猿は集団でいたけど。
今ねこの辺では農作物への獣害が深刻です。
本当は山が豊かならね、里に下りてくることもないのかもですけどね。
全体的に考えないとですね。

ととろとか出てきそうな自然の中でも
Think global は凄く必要なことですね。


雨ですが里山の中を気持ちよく歩いていきます。
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今日も随分歩いた感じ!
雨の中、峠を三つこえて、25キロ!
今日も学びが多かった!

竹細工職人のナオキさんに今日はお世話になります。
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ナオキさんホントに暖かく迎えて下さいました。
長野の人はホントに心が暖かい!

夕方には雲の切れ間から太陽が
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あ〜したてんきにな〜れ(^。^)y-.。o○

今日もありがとう
5月23日 10日目 諏訪→伊那高遠
今日は塩尻のキャンプ場から高遠の芝平峠の先まで約30キロ!
峠を含んだロングハードコースです。地図を見て良く確認を
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しかも、今日は朝から雨が降っていて、これは大変!ということで気合いを入れて7時半に出発!
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今回のウォーク初めての雨です。
なんとか進んで山を降りていきました。

途中で
2日目に参加していただいていたマグさんが近くまで来た!というので会いにきてくれました。ドーナツもいただいて(*^_^*)あら嬉し(^−^)
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東京のアースデイであったキヨちゃんと妹のミヨさんが、地元!ということで途中から一緒に歩いてくれました。

諏訪大社の下社の秋宮へ
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サブニュマの小松さんがご案内役をしに来てくれました。
今年諏訪大社は御柱祭だったということで、たてたての御柱を拝みました。
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小松さんは諏訪大社さんの氏子さんで御柱祭にも参加されています。
ちょうど見た記録ビデオにも写ってました(^−^)

御柱祭は何で柱を建てるの?
という素朴な質問をしたところ
「山という聖域にいらっしゃる神様の魂を木に宿らせて里にお出ましいただく為」という趣旨のお話をしてくれました。
なるほど、だから木が神様なんですね(^−^)
納得して深く拝みました。

諏訪大社の前の参道にある足湯
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ん〜癒されます。

諏訪湖の側を歩いて行きます。
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雨が激しかったけど、雄大な湖の傍を歩くのは気持ちよかったです。
ご機嫌!

温泉が噴き出しております。

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諏訪湖のほとりでご飯を食べました。
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キヨちゃんミヨちゃんが手作りのおからドーナツを差し入れしてくれました。
美味しかった〜(^−^)
ありがとう!
御飯の時いろいろお話できたのも嬉しいひと時でした。
活きた情報交換!
やっぱり皆でいろいろ話したり感じたりしながら歩くのって良いです。

気分上々で歩きだしたのですが雨風の強いこと!
ちょっと予想よりも時間かかりますね。
自然をなめたらいかんです。

諏訪大社上社の本宮へ
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御柱!
大きいです。
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このシンプルさが僕は好きです。

しかしここでもうすでに3時半(*_*;
今日は目的地を杖突峠に変更することにしました。
自然はやはりなめてはいかんです。

気を引き締めながらも今日最後の山道へ!
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なんとか5時ころ頂上到着!
最後は結構長かった!

今日はここまでにして、明日またここから歩きだすことに。
とにかく今日お世話になるカズさん宅に向かいました。

びしょぬれの僕たちを優しく迎えて下さったカズさん!
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素晴らしい歌い手で語り部。僕は現代のシャーマンと思っています。
あたたかい御飯をいただいて、お部屋も暖かで、天国のようでした。

カズさん宅は築100年以上の古民家で、山奥にある為携帯の電波はいっさい入りません。

でも電磁波がないというのは好い感じのように思えました。
頭と身体がなんだか緩む感じ!
近くの川の音も聞こえてなんとも癒されます。

御飯の後、暮らしの事とかいろいろお話いただきました。
多方面に話が向いて、話は「火起こし」のことに。
火打ち石での火の付け方を実践して教えて下さいました。

カズさんは神事でこの方法を使っておられるようです。

用意するものは
火打ち石
引火用の炭状の布とヨモギの乾燥したもの
麻縄をほどいて作ったわた状の火だね

見事な手さばきに一同歓声を上げておりました。
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やはり火は本来神聖なものだと感じました。
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山田もやってみました。
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カズさんのリードがよく見事点火成功!

火を一つつけるのも本当はこんな準備と思いが必要です。

沢山沢山興味深いお話を聞けました。


あまりにも居心地がよく、電波も届かないのでブログも明日にして今日は早く就寝です。

ホントに深く眠れました。

いや〜〜電磁波なしで、素晴らしい自然の中。

なにか本来の時間の流れの中にいるようにも感じました。

今日も全てに感謝して。沢山学べました。
ありがとうございました。


5月22日 9日目松本→諏訪
今日は神宮寺さんで朝5時からお勤めです。
皆でお経を唱えました。
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ご住職にもお話を聞けました。
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広島の原爆の火がお寺にはあって、平和活動のことをお話いただけました。原爆のことや原発のこと。
住職はかつてチェルノブイリにも30回以上行かれて原発についても活動されています。
その他にも海外支援として独自にタイやモンゴルなどの方々も支援されているそうです。
その一環として海外の方々に作務衣を作ってもらって販売し、支援資金にしたり地元の方々にお仕事をお世話してもいるそうです。
お寺でも沢山イベントもされていて大きなホールもあります。
素晴らしい活動を聞かせていただけました。
開かれているお寺でした。

お勤めのあとお外で話していると、メンバーの一人がその作務衣を購入したいと言いました。

そうしたら、ウォーク支援ということで、形落ちやむら染めの作務衣を皆にくれたのです。
なんと有難い。そして太っ腹。すごく笑顔で激励して下さいました。
本当に有難かったです。
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感謝と共に出発!

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綺麗な川の横をとおり

松本の市街地へ

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松本城です。

松本の町は凄く近代的で栄えている町なのですがあちこちに湧き水や井戸があります。
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全部飲めるし全部美味しい!
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ちょっと歩いただけで6個の湧き水に出会いました。素晴らしい!!
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皆さんで綺麗に守られているようでした。
町並みも昔ながらの蔵が活かしてあったりして美しい町でした。
やっぱり水の綺麗なところは人の心も綺麗で、それは街並みにも反映しているのかもしれませんね。

松本の町を堪能して出発。
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途中で河原で休憩していたら、リンさんが手作りのヨモギまんじゅうを振舞ってくれました。リンさんは地元諏訪のかたで去年も随分長く一緒に歩いてくれていました。
ご近所には沢山よもぎも生えているそうで、それを摘んで作ってくれました。僕たちも歩いていると食べられる草や山菜を道端でたくさん目にします。
豊かなところです。

お昼御飯も皆さん持ち寄りで凄く美味しかった
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暫くあるいていると
午後3時ころ虹がでました。
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大きかった。

歓声と喜びの声があがります。

ひとしきり盛り上がって

レインボーソングなど皆で歌いながらご機嫌で歩いて行きました。

途中で旧中山道に合流。

険しい山道を登って

6時過ぎにようやくキャンプ場につきました。

今日は松本の町に見とれすぎて時間がちょっと遅くなってしまいました。
でも虹も見れたし大ハッピー!
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夜は外で皆でお好み焼きを作ってたべたり、ギターでうたって
今日一日を讃えました。盛り上がった!

今日も素晴らしい一日でした!
ありがとう。