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8月31日 七日目 神代 → 岩国
 8月31日 七日目 神代 → 岩国

今日も朝4時に起きて、5時に出発です。
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まだ暗いけど元気に歩きだしました。
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空のグラデーションは芸術そのもの
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美しさに感動しながら歩きます
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美しい海と、空!
これ以上なにもいらないと思いました。
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途中でスナメリらしき影が跳ねたりして

そして太陽が!
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元気いっぱいでまた歩きだします。
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岩国市は蓮根が有名です。
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見渡す限りの蓮畑が!
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普通の蓮根は穴が8個だけど、岩国の蓮根は穴が九個あいているそうです。
知ってました?

岩国の火力発電所
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昨日も火力発電所の前を通りましたが、今日もまた。
こんな近くに発電所がたくさんあります。

今日も暑い!
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空は青い!

川を渡っていよいよ岩国市街へ
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中学生が話しかけてくれました。
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名古屋まで歩いて行くことやcop10のこと、上関のこと話したら凄く興味をもってくれましたよ。
やっぱり会って話すと心通じることが沢山あります。

そんなこんなで今日も1時ころ無事に到着
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とちゅうから地元のアイラちゃんも一緒に歩いてくれました。

暑いので錦川に涼みに行きました。
後ろに見えるのは有名な錦帯橋です。
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綺麗な水の川で泳いだら気持ちいい!
こんなに気持ち良い川
でも、ダム問題があります。
錦川上流に建てられようとしている「平瀬ダム」
もうすでにこの水系には六つのダムがあって足りているのに、まだダムを作ろうとしているそうです。
設楽ダムと似た構造!
聞けばすぐわかる不自然さ。
ん〜〜〜どこにも同じような問題があります。
ダムが作られれば確実に水質は悪化します。
 
ダムができて山の土から栄養が流れ込んでダムにたまっている水はどんどんどんどん変化していき悪化していきます。
そしてその水を放流する。
水が汚れることは僕たち自身が汚れていくことなのですが。

大地と水と太陽が僕たちを生かしています。
今日の清い水は心と身体を爽やかにしてくれましたよ!
 
気持ちよく宿舎にかえりました。

そしてここは
同時にいろんな方々が問題に取り組んでいる地域でもあります。
今日地元で受け入れてお世話してくださった、カヌーでツアーガイドされているラフティングNEOのけんじさん。
去年と一昨年も「水のウォーク」を企画していたり、平瀬ダムやこの周辺の問題に取り組んでおられます。
凄く良くして下さってありがたいです!
この水のウォークで繋いだのが山口県の東側の3っつ大きな問題です。

平瀬ダム・岩国の米軍基地・上関の原発


このような問題に真摯に取り組んでおられる地元の方々がウォークをサポートしてくださいました。
夜ご飯を差し入れして下さったのが岩国市議会議員 姫野敦子さん
お母さんであり、政治を身近に!をテーマに活動されていて、今日も議会初日で忙しいのに
美味しいカレーを作って下さいました。
本当にありがたいです。

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そして夜来てくださったのが
もと岩国市長の「伊原勝介」さん
いろいろお話を伺いましたし、僕達の話も聞いてくれました。
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ウォーク参加者からも市民の声を本気で聞いてくれる「本物の政治家」
「希望の星」「ほんとに尊敬できる」などなど噂をたくさん聞いていたので、すっかりイメージが出来ていたのですが
想像以上にものごし軽く、しかもまっすぐな方でした。
なるほど!
政治家なんて!と思っていたイメージが変わりました。
確かに凄い人!

井原さんは昔は東京で役所のお仕事をされていたそうで、そのときの経験から
政治家や官僚が国民の幸せの為でなく、自分の利益ばかりを優先して働いている現状を
変えないことには役所は良くならないとお感じになったそうです。
中にいて役所の悪いところを知り、変えようとしたのですがそれはやはり出来ず、決心して
40歳後半で役所を辞めました。
政治を変えないことには国民は幸せになれないということで
故郷の岩国に戻って、市長選挙にでて当選したのです。9年間市長を務めたそうです。
井原さんは政治が一部の人の為の利益でなく、皆の為になるように命がけで働いてこられたそうです。

その為には今の
「政治のシステムを変えなければならない」
「市民の意識を変えなければならない」
「選挙のやり方を変えなければならない」

話を聞けば聞くほどなるほどなことばかりで、それを実践されてきた姿に感激しました。
皆が言うように「本物の政治家」「未来の希望」というのが良くわかりました。

僕達の自己紹介もすんで、井原さんの子供の頃にギンヤンマをこの辺りで採っていた話を聞いたりすっかりうちとけて、岩国の現状をお話してくれました。


戦後からづっとアメリカ軍の基地があり、ジェット機の騒音被害に市民は悩まされて来た。
今は約60基のジェット機があり毎日訓練で飛んでいる。
今でもかなりの騒音被害なのに、最近のアメリカ軍再編のなかで厚木にある基地を縮小して、その代わりに岩国のジェット機がさらに約60基増やされて基地が拡大されようとしている。
そのことに対して市民は怒り大きな反対運動が起こっている。
井原さんは市民投票をしたりして、市民の声をしっかり聞き、政治に反映し、アメリカ軍拡大に
反対されてきました。

しかし、国は賛成の市民に多額の保証金を市民に払ったり、反対するなら補助金をカットしたりして
お金の力で市民を分断してきました。
目先の利益やお金で子供たちの将来の幸せを奪ってはいけない。

お金での分断ではなく、ちゃんと情報を公開して話し合うべき。
国はもっとちゃんと説明しなけらばならない。
その被害やリスクをちゃんと説明した上で、必要なわけを話すのが当然だ。

本当に被害を受けている人は生活がかかっているのに、今は事実をかくして岩国に基地を押し付けようとしている。

冷戦の時代はおわり、環境問題やさまざまな問題を考えるなら、国々が対立ではなく協力のしなければならない時代になった。
危機や対立をあおるのではなく、日本はアジアの国々と友好関係をもっと深くしていけば
軍も縮小できる。

ただ軍を縮小することを求めるのではなく、平和をみなで築いていくことが大切なのだ。

そんな意識で僕達がいることが大切。
原点は国民の意識と行動で一人一人の国民が大切だ。

納得です。


僕達も去年の韓国巡礼のお話や平和に対する想いを話しました。


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結局すべては同じことです。
平瀬ダム・岩国の米軍基地・上関の原発
目先の利益ではなく、未来の子供たちの幸せに繋がる平和な世界を皆で作っていきましょう!

井原さん凄い!それを実践されてこられて皆から尊敬されているのがわかりました。

ここにこんな素晴らしい政治家さんがいらっしゃることが7世代先まで繋がる幸せへの
確かな希望です。

ぜひ、もう一度市長になって岩国や世界を変えて欲しいと思いました。



最後は本当に未来への希望がまたひとつリアルに想像できて
イェィイェィで記念撮影!

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岩国で素晴らしい方々に会いました!

ホントに嬉しかったです。

ありがとうございました。
8月30日 6日目 湯原海水浴場 → 神代
 8月30日 6日目 湯原海水浴場 → 神代

昼は日差しが強いので、なるべく早く目的地に到着できるように
4時起きで5時出発です。
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ランボー君とはここでお別れ
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カヤックで田の浦に戻っていくのを見送って、僕たちも出発
朝焼けの空が美しい!

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夜明けの世界の変化が美し過ぎて
ホントに奇跡のエンターテイメントです。
感動したいなら朝早起きすれば良いことを再確認しました。

順調に歩いていきます。
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もうすぐ太陽が!
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朝日が昇った〜〜!

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祈ります。

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今日も一日よろしくです。

力強く歩いていこ!
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火力発電所の前を通り

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力強く橋をわたりました

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町の人とお話しながら歩いていきます。
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アイスを買いに途中で寄った商店のお母さんたちにすごく良くしてもらって、いなり寿司をいただいたりホントにやさしくしくれました。
「気をつけて行きなさい」と差し入れまで沢山くれて「自分の思う道をまっすぐに行け」とお肌ピチピチの90歳のお母さんからお言葉をいただきました。

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炎天下の中海沿いをひたすら歩いて

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12時半過ぎに今日のゴール!
約20キロを良い感じで歩けました。皆無事でよかった!

ご飯を食べながら真面目なお話
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今日は地元の漁協さんのはからいでビーチにテントを張ります。

美しい透明の海で泳がせてもらったり

そしてちょっとゆっくりしていると
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出ました!!!
レインボー!

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虹を見たらみんな幸せ!
やっぱり世界は美しい!

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今日は本当に自然の美しさに感動した一日でした。

早起きして、皆で歩いて、ビーチでゆっくりしていたら感動が!!
ほぼ毎日奇跡ですね!この美しさは!!!!

今日も感謝して一日を終えます。
ありがとうございます。

山田



8月29日 五日目 ウォーク開始

 8月29日

田ノ浦で暗いうちに目がさめた。
今日はビーチにテントを張って寝ていたのです。
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朝4時半から瞑想!

波の音が心に響きます。

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人は頭で考えすぎ。命を育んできたのは、何億年も繰り返して波のリズムだと気づきました。

波のリズムはだから心地よいのですね。
「ここには本物の生きている自然がある!」
こんな場所が珍しくなってしまったのが悲しい!
僕達の心が、命が来たところに気づける場所です。

だから、この場所を守ろうとしている人は、朗らかで優しくて強かったです。
問題があっても根っこがぶれない感じ!
命がちゃんと根を張る場所を知っていて繋がっているから。
すぐ自殺してしまう都会の人とは正反対だと思いました。

お金を持っているけど都会で孤独で苦しんでいる人よりも
心から笑えるここの人たちを見習いたい
本当にこの場所と人たちに出会えたことで感謝の気持ち満天な朝の瞑想でした。

であった大好きな方々
沢山お会いしすぎて大変なので一部紹介させてください!


原さん

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凄い冒険家!

田ノ浦の海を守っている虹のカヤック隊隊長!
昨日のWarter men for Peace のリーダー
子供達の先生
カヤックツアーガイド
この田ノ浦に来て見たい人是非7gのブログで知ったと言って原さんに連絡してください。
http://www13.ocn.ne.jp/~daiduk/
こんなにも優しく強く頼れる海人に会ったことが僕はないです。



NANAの皆さん

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ワッカ家の主 Warter men for Peaceを原さんとしかけたカクさんの奥様
こんな美しい方々も田ノ浦の自然を守ろうとしています。
http://nanawoman.soreccha.jp/e129794.html


祝島の漁師さんの凄さはきっと27日分のブログに載るし
祝島のおばちゃんたちは特に凄かった!
皆優しく話かけてくれるし、いろいろお世話してくれるし
心が近くて豊か!人と人がホントに心と心で繋がっている感じでした。


お世話になった旅館のクニヒロさん
ホントに何でも知っている感じ!
皆目が開いています。
知恵でちゃんと原発問題を解決してくれそう。
今回のウォークの象徴となるスタッフの材料もいただきました。
なんだか、ちゃんと聖なるものにしていきたいです。


ランボー君
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今回の祝島からWarter men for Peaceまでづっとお世話してくれた豪快な虹のカヤッカー
知恵と知識とやる気と力満載!
海人の心意気をまとめて、歩く人と連携して共に思いをCOP10に届けようとしています。
僕達7gウォークは山口と高尾の陸から、ランボー君たちは海から
あと若狭かあもウォークが来ます。
いろんな人が10月に名古屋に集まりますよ。
その海人まとめ役です。
リスペクトランボー君
http://ameblo.jp/earthguide/entry-10632042133.html


このプロジェクト
「目指せCOP10 動いて繋がるプロジェクト!」
と題しまして皆でまとまっていきます。
未来への流れを変えるぞ!
http://plus2008.web.fc2.com/cop10/cop10.html


今日もさっそくウォーク&カヤックスタート
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朝6時から出発です!
昼は暑すぎるので午前中でゴールする予定!
僕達はウォークで陸から、

ランボー君は海からカヤックでゴールを目指します。
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虹のカヤック隊の皆様もお送りいただいて、思いを託していただきました。
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伝えなきゃ!
皆に田ノ浦の自然の素晴らしさとここにいるあたたかい人たちの思いを!


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いよいよ歩きだします。

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順調!

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途中でランボー君にも合流したりして

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約25キロ歩いて今日の目的地、湯原海水浴場まで着きました。

ここも水が綺麗で素晴らしい!

いろいろあったけどいい一日でした。

ウォークの一日目は特に気を使うけど。
今日は無事でなにより!


そして
今日初日から参加していたよっちゃんが東京に帰っていきました。
癒しのお姉さまが帰ってしまって寂しいけど
明日からも調子よく行きたい!

ありがとう!

感謝をこめて!


山田

 

8月28日 四日目
日の出と共に朝5時15分に起床!
早い!


なぜなら今日は「Water man for peace!!」
海を愛する人が集うこのイベントに参加する為に、朝から忙しい!
6時半の船に乗って田ノ浦へ向かう組と12時半の船に乗る組に分かれる3組に分かれて行動!

そして!サーファーや田ノ浦の原発建設のための埋め立てを阻止している
カヤック隊が漁船のサポートされに祝島から田ノ浦へ4キロの海の道を進み
「Water man for peace!!」の会場にやてくる祝島組。
その組に我らの7G代表の山田さんがカヤックで一緒に海を渡る。

僕は朝6時半に港へ行きお世話になった方達とお別れ!


田ノ浦に着き、テントを建てて海で遊び顔が真っ赤になるまで
海で泳いでいた。

そのころ、祝島組ではサーファーとカヤック隊が集まり準備バッチリの様子!



いざ、海へ!


サーファーはなんと!4キロをパドリングする!


そのころ7Gの先発隊はさらに肌が痛くなるほど海で遊んでいると海から太鼓の音が!
「きた〜!!」

遠い水平線に漁船と黒い点が!


黒い点が徐々に近づいてくる。
田ノ浦の砂浜で到着を待つみんなで歓声を上げながら待つ人たち。

無事4キロの海の道を2時間掛けて到着。
みんなでお出迎え!


記念撮影!


音楽andダンス スタート!


明日名古屋へ向けて出発する7Gも話をさせてもらい、歌を歌いました。


そして、最後はやっぱりハグサークル!!


夕暮れになって片づけをして。


カヤック隊とウォーカーが団結小屋に移って
夕食のカレーをいただきます!


いや〜楽しかった!
さて、明日からいよいよウォークがスタート!
五時に起きて6時から名古屋へ向けて歩き出す!!

祝島をオーガナイズしてくれたランボーに大感謝!
これからもランボーに笑いの神が舞い降りますように!


しゅん☆≡

8月27日 祝島3日目

祝島の朝。

原子力発電所の建設予定地、田ノ浦の上から太陽が顔を出してきました。
なんとも美しい。パワー注入〜!!

島は朝日に照らされて真っ赤に色づいてきました。

祝島にあるお墓は山の斜面にあり、朝日が出てくる田ノ浦の方を向いています。
昔から田ノ浦は祝島の人達のとって太陽が顔を出す神聖な場所だったのかもしれません。

その田ノ浦で、原発を建てようとしている・・
先人たちはどんな想いで見つめているんだろう。


そんな事を感じながら始まった、27日。



まずは、海岸のゴミ拾い&草刈りからスタートです。


山ちゃんとよっちゃん、公衆トイレ周辺の草刈り中。



流れついた海のゴミを回収する、虹のカヤック隊らん☆ぼう。


分別もして、


8時に出発するゴミ回収の船に乗せることができました。
この日の回収をしていたのは、元島の住人、金田芳人さん。
今は、原発を止めるために田ノ浦に引っ越されたそうです。
「うちなるやさしさを 忘れないで 不動明王」と書かれた
Tシャツと人柄がマッチしているように感じました。素敵すぎ!
 
回収したゴミは柳井という街まで運んでいるそうです。


このように島の人達は協力し合って生活しています。
他にも、生ゴミは島全体で集めて、氏本農園の豚さん達のご飯になっています。

島に3ヵ月前に移住してきたタカコちゃんの師匠、民ちゃんは、いつもオートバイに乗っていて
島で困った事がある人のお手伝いをしています。そんな民ちゃんのオートバイのカゴには、
カマやら軍手やら・・七つ道具がいつも入ってました。本当にパワフルでキラキラしてる女性です。





朝ごはんは、お留守番のマイマイとおにぎりが松井旅館の畑で採れたゴーヤで
美味しい朝食を作って待っていてくれました。
お祈りをして・・いただきまぁす。ありがとーーー。

少し休んで、続いては祝島マラソンコースの整備に出かけます。

荷台に乗ってGO!






帰りの荷台にはクワガタさんも搭乗してました。山の中だったもんなー。
マラソンは無事に終了してるかなぁ。。


みんな極楽さまです!


一仕事終えたら、やっぱり海へ


水深13mまで見ることの出来るキレイなこの大海原。
熱帯魚のようなかわいい魚ちゃんたちもいっぱいです。

おじゃましまぁす!




午後にはノブさんが、船で魚釣りにつれて行って下さいました。




田ノ浦の海で大漁だよ〜♪
コンチ隼人くんの替え歌を唄いながら、たくさんの鯵と鰯を釣らせて頂きました。
途中、鰯が急に海面を飛び出したかと思うと、その後をスナメリが追っかけているでは
ありませんか!多様なこの海を肌で感じました光景でした。






シャイで優しいノブさん。
ありがとうございます。


タカコちゃんと氏本農園のマキちゃん(犬)も手伝ってくれて、お魚をキレイに洗い、



祝島のひじき煮はタカコちゃんお手製。
蛸も差し入れていただき、豪華な晩御飯を頂きました。
大地の恵に感謝せずにはいられない!


今日も大自然と共に暮らす島の方たちの暮らしに触れ、心と体が満たされました。

これから、ここ祝島は、太陽光発電100%の島を目指して
「祝島ファンド」というプロジェクトを掲げているとの事。

28年間も原発問題に取り組みながら、前向きに明るく助け合いながら生活してる
祝島の人々と出逢いえた事に心から感謝します。

これは、私たち一人一人が解決していく私たちの課題。

まずは仕組みをしって、
そこから語り愛たい!

そんな事を強く感じた島の生活でした。

私たちを受け入れていただき、ありがとうございます。
歩きながら、一人でも多くの方に祝島や上関原発のことを伝えていきます。









虹のカヤック隊のみんな、よろしくお願いします。


国弘さん、夢をいっぱい語ってくれてありがとう!えっきーさんまた逢いましょう!



愛がとうございます。


なつめ

8月26日 二日目
日の出と共に起きだしました。ご来光を見に自転車を走らせる者、泊めていただいたログハウス周りの草刈を猛暑のやって来る前に終わらすべく奮闘する者。




その後は海で水浴び、美味しいご飯、海岸でとれた貝の味噌汁に さだやん の奈良漬けとお米、ああ幸せ。
みんなでおむすびをにぎって暫し昼寝。

平さんの棚田へ向けて自転車に跨ります。


なんとなく船着場の様子。


名物の干し蛸が踊っています。


すべての瞬間が完全に美しい、棚田への道。
申し訳ないことに、自転車を漕ぐのに余念がなく、こんな写真しか撮れませんでした。皆さま、どうか、ご自分の眼でこの景色を見に行かれますことを。


到着。
美しい美しい場所です。マチュピチュの遺跡や天空の城を連想すると言う人もおりました。皆さま、どうか、ご自分の眼でこの絶景を見に行かれますことを。


奥さまが植えられたという美しいサボテンも繁殖しています。


目の前は美しい海であります。


この棚田を守り続けていらっしゃる平萬次さんが我々をその黒い小屋に招き入れ貴重なお話をたくさんたくさん聴かせて下さいました。棚田についてはいろいろな方がネット上に詳しい情報を載せて下さっているので、そちらをご検索いただければと存じます。


上関原発の問題についてどう思われますか。という質問には「すべての島民が家族であり兄弟であり、深い絆のもと暮らしてきた。隣りの家も自分の家も垣根がなかった。その人間関係が壊されてしまった。親子の間ですら口をきかぬ者もある。”賛成・反対”というよりも、まず、このことが、最も辛く悲しいこと。」と答えて下さいました。

小屋の窓からは海の向こう30Km先に伊方原発が見える。


昭和8年生まれ78歳の平さんは、広島の原爆も体験していらっしゃいます。「祝島からは、天を貫くような雲が見えた。赤いゆうか黒いゆうか何とも言えん色。とにかく、あの色が凄かった。よく憶えている。とにかく、火柱みてぇなあの色が凄かった。いまでも忘れない。」平さんご自身、戦場へ行くまで後わずかで、お母さまがそのための服を縫っていらしたそうです。



小屋の天井の様子。たくさんの農具がぶら下がっていました。


小屋内部の様子。作業用の小屋ですが、棚田のほとんどを造られた平さんのおじいさま亀次郎さんはお歳を召してご自宅との往復が難しくなってからは、ここに寝泊りしておられたそうです。
この美しく簡素な小屋。大切に使い込まれ手入れされた美しい道具たち。人はこれだけあれば暮らしてゆけるのです。この小屋を拝見させていただく度に涙が出るほどの感激を覚えます。本当に、本当に、美しい。


平さんがおじいさまの詠まれた詩を一字一字彫り上げたという石碑。
早くにお父さまを亡くされ、おじいさまの背中を見て育たれたという平さん。生涯読み書きを習えなかったおじいさまに代わってこの詩を石碑に刻むことは平さんの夢であったそうです。

棚田にまつわるお話をうかがった皆の胸にこの詩が深く響きました。大正末期から何十年間にも渡り、毎朝わらぞうりを編み、小さな灯りを手に家とこの場所を往復し続けたおじいさんとお母さまと平さん。雪の日でも、足が割れ切れ血がでても鉄を溶かし傷を塞ぎ、棚田づくりを休むことはなかったそうです。

それも、子孫のためを想えばこそ。自分のためなら、これだけ巨大な棚田を何枚も何段もつくることなど不可能だ。

平さんたちの姿こそ、7世代先の子供たちのことを想い歩かんとする7ジェネレーションズ・ウォーカーの私たち、そして人類すべてが目指すべき在り方であると、語り合いました。


石碑を彫った道具たちと石碑を彫った平さんの指の様子。



棚田をつくった道具。
この巨大な棚田をつくるのに使った道具はこれだけだそうです!!!!!!!!!!!!!!!!!



この石づみの技は現在のところ平さんが最後の継承者だそうです。

棚田の草刈をさせていただきました。人の手が入らなくなれば、この巨大な棚田もすぐに草木に埋もれ森へかえることになります。




記念撮影とご挨拶をし、平さんの棚田を跡にしました。




島の猟師さん・岡本さんが、とれたばかりの海老とお魚を持ってきてさばいて下さいました!!!どうもありがとうございます






島の方々が下さった多大なるご親切と盛り沢山の食材により今晩もご馳走となりました。これも虹のカヤック隊の皆さまや島に関わる方々の築いてこられた、強く深い絆と信頼関係のおかげさまです。心より感謝申し上げます。

三ヶ月前に祝島へ移住した、たかちゃん(前列左)も手作りピクルスを持って来てくれて、一緒にいただきました。ひとところに根を深くおろし暮らす人のいと美しき。本当に本当に美しい女性です。祝島の素晴らしき暮らしの文化や知恵を継承してゆきたいと強く語ってくれました。心打たれました。
どうもありがとう。


皆さまのおかげさまで、今日も素晴らしく幸せで満ち足りた一日となりました。
どうもありがとうございます!


おにぎり(めぐちゃん)
8月25日 一日目 祝島へ
8月25日 一日目 祝島へ

皆で夜通し運転して山口県の上関へ

朝10時30分 出発の船で祝島へ出発しました。
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案内してくれる虹のカヤック隊のメンバーのランボー君と合流しました。
ランボー君が船の上からいろいろ説明してくれます。
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ホントに海が綺麗!
無事に祝島に着きました。
お世話になるヤマトさんが迎えに来てくださいました。
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今日泊まるログハウスにご案内してくれました。
本当に親切にして下さってありがたいです。
嬉しい気持ちでした。

お昼を食べながらミーティングを
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自己紹介したり、ランボー君が祝島のことを説明してくれたり
日本の原発のシステムや今のことを話したり
虹のカヤック隊の方々やランボー君のやっている活動の話をしてくれたり
とにかく勉強しました。

夕方3時頃まで話して、そろそろ涼しくなってきたので
山の上にある行者堂に出発。
今日は先ずウォークの無事をお祈りしに行きます。
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ねり塀で趣のある町並みを歩いて行きます。

坂を上っていくと素晴らしい海の見える丘へ
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気持ちよすぎます。

ランボー君が説明してくれます。
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こんなに美しくて、豊かな海に原発が作られようとしています。

祝島の正面にある田ノ浦
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ホントに命豊かな湾ですが、ここが全部埋め立てられようとしています。
ん〜〜美しさに感動しつつも複雑な気持ち。

山道をさらに登って行者堂へ
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途中で巨石があったりして
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祝島は万葉集にも出てきたり、縄文時代からの遺跡があったり
この辺の海に関わる人たちの要なのです。

さらに登って行者堂へ
修験道の開祖、役の行者がいらっしゃいます。

ここでお祈りしました。
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ウォークの無事を祈って凄く良いお祈りができました。

ゆっくりと山を降ります。
素晴らしい景色
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蝶が舞い飛ぶ楽園です
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ホントに美しい海や島を見ながら坂をさらに下ります。
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祝島の町にもどって、皆で宿舎に戻ろうと自転車を借りに行きました。
歩きながら島の人に出会あって挨拶をしたり、お話したり、ホントに皆朗らかでやさしいです。
ヤマトさんには蛸をいただいたり、飲み物をいただいたり、夜ご飯も豪華になりました。
ホント有難い。
感謝の気持ちでいっぱいです。

今日は満月
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登る大きな月を見ながら皆で自転車をこぎながら海辺を走って
夜ご飯を美味しくいただいて
月を観ながら、歌ったり踊ったり、満月ギャザリング!
素晴らしい一日になりました。

ありがとう!


祝島への道
祝島への道

8月25日の満月の日に
7 generations walk for cop 10 west は祝島に行って始まるということで、その日に向かってフルスピード&フルパワーで準備をしてきました。

夏休み終わり間じかの学生時代を思い出す感じですね。
とにかく皆さんに助けられ、繋がりが繋がりを生んで今回も意味深いウォークになりそうです。

長野から静岡へ、20日静岡から名古屋、21日名古屋から東京、22日東京から亀山、23日亀山から奈良
24日奈良から京都 そして京都から山口へ 25日山口から祝島へ 今日つきました。

本当に動きまくった日々でしたが、素晴らしいご縁と出会いに恵まれた日々でした。

名古屋でのミーティングでは10月23日の満月の日の向かえるウォークの最終日!に合流する「いのちのパレード」の企画が」まとまりました。
すごい企画になりました。詳細はのちほどお伝えしますが、名古屋の皆本当にすごい!
名古屋のナウシカなっちゃんと定さん、12メートルの葦舟を作る「宝船プロジェクト」のれんさんとカラキチちゃん、おむすびキャンプののろちゃん達との意味深く超楽しいミーティング。
毎回皆にミーティングで会うのが楽しみでしかたないのですが、今回の企画もすごい感じになりそうです。
デニス・バンクス師も来てくれるし、最高潮に命を讃える日にしたいです。

亀山では月の庭さんの風の市というイベントに参加しました。
本当に心が暖かくなる集まりでいろんな人と繋がることができました。
今回のウォークの時もお世話になることになりました。
桑名のフォーラムのまさしさんにもお会いすることができて、桑名のほうにも繋がりができて凄くありがたく思っています。

そして23日に奈良に行きました。
奈良では素晴らしい出会いと学びがありました。
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左から 伊川君 松川さん 山田

京都オーガナイザーのまいこちゃんが昔からしりあっていて、奈良で自然農をしている伊川君にとうとう会えることができたのです。
以前から奈良には凄い人がいて、高校生の時から自然農を学び18歳で農家になって、若くて元気で朗らかで農に取り組んでいる伊川君がいるからいつか会えると良いねと話していた伊川君です。
いまや健一農園のお茶は美味しくて有名になっています。
僕達もお茶をご馳走になったのですが美味しかった〜〜〜!
伊川君も素晴らしいし一緒に農園で働いている方々も素晴らしいし、あ〜人柄が表れているのだな〜〜と思いました。
いろいろ話させててもらって、伊川君の自然農がここまで広がり深まってきた経緯や、農に対する考えは素晴らしいものでした。
本当に朗らかで元気な伊川君の人柄が引き寄せたご縁なのだな〜〜と感じました。

そして素晴らしいタイミングでお会いできた里山自然農法協会の松川さんと山元さん。
松川さんは奈良の大和郡山で自然農を中心とした里山の暮らしを伝え守り、里山の循環を保ち自然農をするなかで、皆が現代で生活できるようにしていく活動をしています。
7 generations walk も里山の知恵を学ぶことをテーマに歩いてきましたが、こんなにも実際的で確かなビジョンをもって、里山の知恵と生活と農を現代に蘇らせようとしている
その活動には深い感銘をおぼえました。
深く広い実体験に基づいたそのビジョンは日本と世界の未来を考えれば、自然の循環と共にある里山の知恵と生活を現代社会の中でいかに実現できるかどうかにかかっています。
僕達の未来の希望は本当はそこにしかないのです。
僕も自然のサイクルと共にあることにしか未来の希望はないとおもっていまして、それを感じ学び伝える為に歩いているのですが、
奈良の大和郡山に本当にそれを実現させていっている方々がいて正直感動しました。
これは是非みなに伝えて、自然のサイクルと共にある未来の希望が奈良にあることを伝えなければと思いました。

大阪に来たあと9月25日と26日はこの里山自然農法協会さんにお世話になり
27日〜29日は井川君の健一農園さんにお世話になることになりました。
歩いて農や里山の知恵や自然農を学んでという素晴らしい奈良の日々になりそうです。
ぜひ、皆さんご参加してくださいね。

その後、ちょっと南に移動して、奈良の長谷寺さんのそばの山奥に住んでいる定やんさんさやかさんご夫妻のお家にいきました。
ここで今回のウォークに参加する皆がこの3日間、皮むき間伐をしていて僕達も合流しました。
皆とあえてすごくうれしかったし、定やんさんはウォーク9にも参加していて、ウォークのことを深く理解していて下さって
出発前にほんとにホントに良くしてくれました。
お手製の奈良漬も本当に美味しかったし、ご飯もおもてなしも本当に有難かった。
僕がクリーム好きなのを知っていてくださっていて定やんさんの誕生日が間近ということもあって皆で手作りのケーキを食べたりホントにホントに楽しい時間でした。
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定やんさんも農に取り組んでおられてさやかさんはお産婆さんでホントに心が暖かい!
出発前にホントに心と思いをこめて僕達を送り出してくれました。
定やんさんは、なんとウォーク用に作ったお米を60キロもドネーションして下さいました。
本気で助かります。

本当に有難く奈良を出発。
奈良には暖かい方々がいて、未来の希望が詰まっています。
奈良まで歩いてくるのがホントに楽しみ!


僕達もウォークの準備をするなかでホントにいろんな人に出会えて素晴らしい日々でした。
これからも未来の希望を伝えて歩きます。

ありがとう。
今回のウォークがきっと素晴らしいものになりますように。