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6月19日 「きらめ樹」 間伐@富士宮
6月19日 37日目「きらめ樹」間伐@富士宮

朝おにぎりを作って
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お世話になった木の花ファミリーを出発して
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10キロほど歩いて 同じ富士宮の間伐イベントの集合場所へ移動しました。
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途中の川が気持ちいい

今日は大西さんにお世話になりまして木の皮をむいてする新しい方法の間伐「きらめ樹間伐」の体験をしにきました。

ウォークの他にも沢山の人が集まって皆で間伐です!
きらめ樹間伐は楽しい!と評判なので凄く楽しみ!

先ず間伐する森まで皆で歩いて移動して
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代表の大西さんから説明を聞きました。
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日本の国土の68.2パーセントは森林で、森林率は世界で第二位です。
木の消費量は世界第3位で他の上位国は人口が凄く多いロシアやアメリカということを考えると日本人一人あたりの消費量はすさまじいものです。

日本の森の7割は植林された森で、年間約一億立方メートルの木の生産力があるそうですが、同時にだいたい同じ量の材木を国外から今は輸入しています。
日本の森は素晴らしい生産力があるのですが、現在は価格などの理由から、日本の材木の自給率は2割程度です。
この40年間はだいたい同じような状態が続いていて、その間にフィリピンやボルネオ、マレーシアなどから材木を輸入し続けて、世界の原生林を破壊し続けてしまいました。

一方、日本の森は、木の価格の問題などが原因で材木が売れなくなり、手入れがされなくなってしまいました。

60年代は初頭までは政府の政策で雑木を切って植林をしようというプレッシャーが全国的にかかり、皆で植林をしました。
本来はそのあと15〜20年で間伐などの手入れが必要になってくるのですが、材木が売れなくて採算がとれないということでどんどん手入れがされなくなり、日本の森が危機的な状況に陥っています。
実に日本の植林の森の7〜8割が手入れが行き届いておらず、危険な状態です。


間伐がされないと何故問題があり、さらに危険なのかというと
先ず、
・木が混み合っているので木が太れず材木になれなくなってしまいます。
・木が混み合うと葉が茂ってしまい、森の中に光が入らなくなります。
・森の中に光が入らないと、下草等の他の植物が生えなくなってしまい、土がむき出しになってしまいます。
・土がむき出しになると、雨が降った場合、木にたまったしずくが直接土にあたるので、土砂が流れ出して行きます。
・土砂が流れ出していくと地表が弱くなっていくのはもちろん、木の根がむき出しになってしまい、木が弱くなってしまうので、強風で木が倒れたり、土砂崩れの原因になります。

私たちも歩きながら多くの山や森を見てきましたが、このように木が混み合って、下草が生えず土がむき出しの山を沢山みてきましたが、やはりすでに土砂崩れをしている山を沢山見てきました。

このように今日本の山は大変危険な状態にあります。

そしてこのように山が手入れされない状態の弊害は他にも沢山あります。
・下草などが生えず土砂が流れ出してしまうことにより山の保水能力がなくなり、地下水などの水源が危うくなること。
・保水能力がなくなると、大雨の時は鉄砲水などの危険性もあがること。
・下草などが生えないことから、森に住む動物たちの食糧がなくなり、動物たちが里に下りてきてしまい、畑などを荒らしてしまう、獣害が深刻化していること。
・森の養分が川をながれ、海にたどりつき、豊かな恵みをもたらしていますので、森が不健康だと、海の幸までダメになってしまうこと。
・木が不健康なので、ストレスで花粉を沢山出してしまい、花粉症の原因にもなっていると言われていること。

土砂崩れが危険な状態だけでなく、他にも沢山の問題を引き起こしてしまうのです。

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とにかく今山の間伐をしないと、この10年間で日本の森は深刻な問題を引き起こすことになります。日本の国土の7割が森林で、その森林の7割が植林のもり、その植林の7割以上が間伐の必要な森と言われいますので、実に日本の森の約半分が間伐が必要な森なのです。

森林率からいっても、日本人はもともと「森の民」です。

そして、色んな意味で森を復活させないと、日本は今凄く危険な状態にあります。

日本人は森の現状をもっと知るべきです。そして、森を回復させる方向に進んでいかなければ未来はありません。

私たちの生活は、森が酸素をつくり、湧き水をうみ、本来、森が里山や畑田や海とも繋がっていることなどからも、森は私たちの生活に直結しているともいえます。

しかし、私たちは森からあまりにも離れてしまった。日本の社会は病んでいます。毎年3万人以上の自殺者がいる。
私たちは森という命の源からあまりにも離れてしまい、森という命が荒れてしまったことが、私たちの社会の根本的な問題の原因の一つなのです。

森の命がよみがえれば、私たちの命もよみがえるのかもしれません。

皆で間伐をして、森を蘇らせましょう!

ということで、森のよみがえり「きらめ樹間伐」が始まったわけです。

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しかもこの方法は、皮をむくという作業が主な為、小さなノコギリと、竹べらがあれば子供でもできてしまうという大変便利なものです。山の仕事はプロでないとできないという常識のようなものがありますが、それをくつがえし、さらに作業が楽しく、森をよみがえらせて、未来に貢献できるという、一石何鳥もある素晴らしいものなのです。

しかも間伐した無垢の材木で家を作ったり、家具を作ったりすることができれば、人体の健康的にも素晴らしい!
今家や家具に使われている合板は接着剤のかたまりです。この接着剤から常に有害物質が空気中に常に吐き出されています。これが健康に良いはずがない。アトピーや多動性の原因にもなると言われています。

きらめ樹間伐をした木を利用して、家や家具をつくる夢ある楽しいプロジェクトもどんどん進んでいます。

そして、日本が材木を自給できるようになれば、世界の原生林を破壊しなくてもすむのです。

しかも、材木に使わない木の部分も燃料につかったりもできるので、エネルギー問題にもかなり貢献できるかもしれません。

本当に間伐が必要で、きらめ樹間伐は素晴らしいことなのだと強く感じ、一同感動して話を聞いていました!

日本で今間伐が必要な森は約1400万ヘクタールあります。
これを10年で間伐するとなると、年間140万ヘクタールの間伐をしなければなりません。
皆の協力が必要なのです。

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もしこの10年間で間伐ができず、やまの土を失ってしまったら、土が復活する為には1000年以上かかるとも言われています。
まさにこの10年が勝負なのだそうです。

ホント今、皆の協力が必要なのです。

ホントに大西さん、熱く、分かりやすく、間伐の必要性と素晴らしさを説明して下さいました。皆そのお話に聞き入っていました。

僕もこれは絶対に伝えたいと思いメモを取りながら真剣に聞いていましたが、思わずブログの分も長くなりました(^_^;)がこの熱い思いを御理解いただければと思います。

実際歩いて、多くの山や森や里山を見てきた僕たちにとってこの問題はあまりにもリアルでした。


そんなわけで、張り切ってきらめ樹間伐開始!
5人一組にわかれて、自分たちの持ち場に移動します。

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大西さんとさえさんと若林さんにお世話になります。

始めに間伐するまえに、儀式をして祈ります。

それから、みなで大西さんたちのデモンストレーションを見ました。

そのデモ映像はこちら


まず、山の木の込み具合と木の太さなどを調査して間伐する木を選びます。
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7.07平方メートルを一区画として、木の種類と本数と太さをしらべ
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木の直径から断面積をだして、その合計から適切な木の本数を残すべき木を選別します。
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切る木が決まったらまず、根元にのこぎりで切り口をいれます。
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入れた切り口から竹べらで木の皮をはがすとっかかりを作ります。
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そして、木の皮を少しづつはがしていきます。
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ある程度まではがれたら一気にはがしていきます。
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気持ちいいくらいはがれます。
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もう、皆で一気に!
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びっくりするほど綺麗に天辺の方まで剥けるものですね。
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こうして、この木はすぐに立ち枯れしていまします。
立ち枯れして
葉が落ちるので光が入ってきて下草が生えてくる。
立ち枯れした木は、この場で乾燥していきます。
ストックする場所もその場でよいので便利です。
乾燥した木を切って倒すと、乾燥しているので軽く女の人でも軽く運ぶことができます。
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このようにきらめ樹間伐は、皆で手軽に楽しく皮を剥くという作業で
山を守れて
よい間伐材を得られるすばらしい方法なのです。


無事に間伐を終えて、山でシェアリングタイムを
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皆本当に感動したようで、きらめ樹間伐を実際やってみた感激を述べたり、きらめ樹間伐のすばらしさや必要性を訴えていました。

本当に良かった!

きらめ樹間伐は希望のかたまりです。

イエイイエイで記念撮影を!
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皆いい顔してます。

集合場所に戻って、皆で笑顔でいろんなお話をして解散しました。
すごく良かった!

僕たちは歩いて白糸の滝に向かいました。
道に咲いていたアジサイがすさまじく綺麗でした。
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富士山を見ながら
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白糸の滝へ

これは白糸の滝の手前にある音止の滝
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白糸の滝ってすごい
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滝に囲まれている感じで自然の恵みの集結するところって感じです。
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こころ静かに自然の恵みを感じて、感謝して!

今日はホントに濃くて良い一日でした。

ありがとう!



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