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8月26日 二日目
日の出と共に起きだしました。ご来光を見に自転車を走らせる者、泊めていただいたログハウス周りの草刈を猛暑のやって来る前に終わらすべく奮闘する者。




その後は海で水浴び、美味しいご飯、海岸でとれた貝の味噌汁に さだやん の奈良漬けとお米、ああ幸せ。
みんなでおむすびをにぎって暫し昼寝。

平さんの棚田へ向けて自転車に跨ります。


なんとなく船着場の様子。


名物の干し蛸が踊っています。


すべての瞬間が完全に美しい、棚田への道。
申し訳ないことに、自転車を漕ぐのに余念がなく、こんな写真しか撮れませんでした。皆さま、どうか、ご自分の眼でこの景色を見に行かれますことを。


到着。
美しい美しい場所です。マチュピチュの遺跡や天空の城を連想すると言う人もおりました。皆さま、どうか、ご自分の眼でこの絶景を見に行かれますことを。


奥さまが植えられたという美しいサボテンも繁殖しています。


目の前は美しい海であります。


この棚田を守り続けていらっしゃる平萬次さんが我々をその黒い小屋に招き入れ貴重なお話をたくさんたくさん聴かせて下さいました。棚田についてはいろいろな方がネット上に詳しい情報を載せて下さっているので、そちらをご検索いただければと存じます。


上関原発の問題についてどう思われますか。という質問には「すべての島民が家族であり兄弟であり、深い絆のもと暮らしてきた。隣りの家も自分の家も垣根がなかった。その人間関係が壊されてしまった。親子の間ですら口をきかぬ者もある。”賛成・反対”というよりも、まず、このことが、最も辛く悲しいこと。」と答えて下さいました。

小屋の窓からは海の向こう30Km先に伊方原発が見える。


昭和8年生まれ78歳の平さんは、広島の原爆も体験していらっしゃいます。「祝島からは、天を貫くような雲が見えた。赤いゆうか黒いゆうか何とも言えん色。とにかく、あの色が凄かった。よく憶えている。とにかく、火柱みてぇなあの色が凄かった。いまでも忘れない。」平さんご自身、戦場へ行くまで後わずかで、お母さまがそのための服を縫っていらしたそうです。



小屋の天井の様子。たくさんの農具がぶら下がっていました。


小屋内部の様子。作業用の小屋ですが、棚田のほとんどを造られた平さんのおじいさま亀次郎さんはお歳を召してご自宅との往復が難しくなってからは、ここに寝泊りしておられたそうです。
この美しく簡素な小屋。大切に使い込まれ手入れされた美しい道具たち。人はこれだけあれば暮らしてゆけるのです。この小屋を拝見させていただく度に涙が出るほどの感激を覚えます。本当に、本当に、美しい。


平さんがおじいさまの詠まれた詩を一字一字彫り上げたという石碑。
早くにお父さまを亡くされ、おじいさまの背中を見て育たれたという平さん。生涯読み書きを習えなかったおじいさまに代わってこの詩を石碑に刻むことは平さんの夢であったそうです。

棚田にまつわるお話をうかがった皆の胸にこの詩が深く響きました。大正末期から何十年間にも渡り、毎朝わらぞうりを編み、小さな灯りを手に家とこの場所を往復し続けたおじいさんとお母さまと平さん。雪の日でも、足が割れ切れ血がでても鉄を溶かし傷を塞ぎ、棚田づくりを休むことはなかったそうです。

それも、子孫のためを想えばこそ。自分のためなら、これだけ巨大な棚田を何枚も何段もつくることなど不可能だ。

平さんたちの姿こそ、7世代先の子供たちのことを想い歩かんとする7ジェネレーションズ・ウォーカーの私たち、そして人類すべてが目指すべき在り方であると、語り合いました。


石碑を彫った道具たちと石碑を彫った平さんの指の様子。



棚田をつくった道具。
この巨大な棚田をつくるのに使った道具はこれだけだそうです!!!!!!!!!!!!!!!!!



この石づみの技は現在のところ平さんが最後の継承者だそうです。

棚田の草刈をさせていただきました。人の手が入らなくなれば、この巨大な棚田もすぐに草木に埋もれ森へかえることになります。




記念撮影とご挨拶をし、平さんの棚田を跡にしました。




島の猟師さん・岡本さんが、とれたばかりの海老とお魚を持ってきてさばいて下さいました!!!どうもありがとうございます






島の方々が下さった多大なるご親切と盛り沢山の食材により今晩もご馳走となりました。これも虹のカヤック隊の皆さまや島に関わる方々の築いてこられた、強く深い絆と信頼関係のおかげさまです。心より感謝申し上げます。

三ヶ月前に祝島へ移住した、たかちゃん(前列左)も手作りピクルスを持って来てくれて、一緒にいただきました。ひとところに根を深くおろし暮らす人のいと美しき。本当に本当に美しい女性です。祝島の素晴らしき暮らしの文化や知恵を継承してゆきたいと強く語ってくれました。心打たれました。
どうもありがとう。


皆さまのおかげさまで、今日も素晴らしく幸せで満ち足りた一日となりました。
どうもありがとうございます!


おにぎり(めぐちゃん)
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