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9月22日 29日目 江井ヶ島 〜 神戸
 朝早く、昨日のゴール地点江井ヶ島駅に戻り出発!
今日は、潮流発電を見に、淡路島へ向かうため、明石から高速船に乗ります。
江井ヶ島から高速船乗り場まで、約8キロ。
7時20分の船に乗れるよう、朝4時半から出発しました。

だんだん日が明けてきます。

美しく、ありがたい気持ちになります。

フェリー乗り場までは、ずっと海岸線を歩いて行けます。
気持ちがいい道!
向こう岸には、淡路島が見えます。

今日は、神戸の人たちをつなげてくれた、釣ちゃんも一緒に歩いてくれています。
彼女は、美容師さんで、祝島にも足を運び、大阪御堂筋を歩いた生物多様性パレードなんかにも参加しています。釣ちゃんの明るい笑顔に癒されます。


海岸線は、風が吹き気持ちのいい朝です。
この辺りは、たくさんのご近所の方が散歩して、海を楽しんでおられました。
「おはようございます」と声をかけると、みなさん気持ちよく返して下さいます。

旗を見て、どこから来たの?と何人もの方に声をかけていただきました。
チラシを渡して、原発のことを伝えます。

楽しく歩いて、朝の7時にフェリー乗り場に着きました。
子午線ラインと名付けられたこの航路、私たちもline Upしてみました。


船に乗って、淡路島へ渡ります。高速船で約13分。
あっと言う間に着いてしまいます。

明石大橋を抜けて淡路島へ。

岩屋へ着きました。
今日は、高知から来られた「土佐の山塩小僧」という四万十川の山あいで天日干しのお塩を作っておられる森澤さん親子やきらめ樹間伐をしているミアちゃん、奈良から来られた田川さんなども一緒に、潮流発電を見学します。

森澤さんが、土佐の山塩小僧を、暑い中、歩いていると塩分が減るだろうということで、わけてくださいました。みんなで早速味見をしてみると、大粒のキラキラした塩で、マイルドな味わいに元気がでました。天日干しだと、こんなに結晶が大きくなるものなのですね。


淡路島でも青鷺に出会いました。

今日、見学させていただく潮流発電を開発されている「ノヴァエネルギー」さんは、岩屋のフェリー乗り場から歩いて3分くらいのところにあります。

社長の鈴木さんに話を伺います。
鈴木さんは、ずっと海外航路のキャプテンをされてきて、海の流れをよく知っておられ、そこからヒントを得て、この潮流発電を開発されています。
エネルギー紛争などによって、戦争が起こらないよう、平和でクリーンなエネルギーを生みたいと熱く夢を持ったパイオニアです。

模型を使って、潮流発電の仕組みを説明してくださいました。

潮流発電とは、海流の流れる海面上に発電基地を設置し、年中不変で流れる3〜4ノットの海流を利用して、魚型プロペラのようなタービンを回転させて得る発電方法のことです。

潮流発電の特徴は

① 地球の公転を利用した安定した発電

石油やガスの枯渇が騒がれる近年、自然エネルギーを利用した発電が注目されています。しかし、風力発電や太陽光発電はそのデメリットとして、天候などによって発電量が左右される可能性があるということです。
潮流発電では、地球が公転している限り、潮の流れは変わらず、安定した発電が見込めます。

② 費用の軽減

大型原子力発電所は、1機の建設費が8000億円、約135万キロワットの発電が見込めます。

海流発電は、1機で5億円、2000キロワットの発電が可能です。
もし、800機設置した場合、4000億円で160万ワットの発電ができることになります。
費用が半分で、発電量は上回ることになります。

③ 自然環境への影響の少なさ

潮流発電は、大きな魚型のプロペラが、潮の流れが当たることによって回るので、水の流れよりも早く回ることはありません。ゆっくりプロペラが回るため風力発電などで問題になっているような低周波の問題は起こらないそうです。また、発電機は海底に杭を打ちつけて建てるのではなく、ブイで浮かすので、回収すれば、海中の環境に変化を極力与えないように考えられています。

鈴木さんは、ハチマキをして漁師さんに混ざり、毎日海に出て、潮流発電の実験、開発に力を注がれています。気取らない人柄が素敵です。


今、実験されているタービンを見せて頂くために船に乗らせてもらいました。

これが、長さ6メートルのタービンです。

中には水が流れる仕組みになっていて、見た目は大きなマグロみたいな感じです。
今は、停止しているため藻が付着していますが、回転すれば藻はあまり付かないそうです。

潮の流れを体感してみようと、沖まで船を進めてくれました。

出入港以外で、沖に出れば、免許がなくても舵を握ってよいそうで、おにぎりちゃんが運転!
うれしそうです。

沖に帰り、色々と質問しました。
まだ実験段階にある潮流発電ですが、可能性のひとつとして大きな希望を感じます。

お忙しい中、お時間をとって話してくださり、ありがとうございました。
潮流発電など新しいエネルギーの供給に注目していきたいと思います。
原発などに代わりえる、自然に負荷のかからない素晴らしい発電方法だと感じました。
気になる方はぜひこのノヴァエネルギーさんのホームページをチェックして下さい。



明石にまた、高速船で帰り、歩だしました。
港では、競りをしていましす。

明石と言えば、明石焼き!ということで、お昼御飯にみんなでわけて頂くことにしました。
その土地土地のおいしいものを食べるのもウォークの楽しみです。

11人と大人数なので、路上に椅子を出してもらい食べました。
だしにつけて食べるふわふわの明石焼き。
初めて食べるwalkerも結構いて、大感激!

東経135度線に立っている時計台。
ここが日本の標準時間ですね。

どんどん歩いて行くと、先程船で通り過ぎた明石大橋までやってきました。
高速船だとあっと言う間に感じましたが、歩くとやっぱり少し距離があります。
船って早いんだなと再確認。

今日は、とっても暑い!
9月下旬に入ったのに、まだ気温が30℃を超えています。

海岸近くの道を歩くと、古い塀が。
この近所に幼少から住んでおられたテツゴリさんが、この塀は昔の海岸線で、ここから先は海だったんだよと教えてくれました。
この塀の向こうは、今では埋め立てられ、アウトレットのショッピングモールやホテル、釣り堀公園などが建っています。
ここら辺では、もう自然の海岸線が残っていません。

途中、公園を通りすぎました。
関西大震災のモニュメントとして残されていますが、この丸い球は、右側の壁から地震の振動で転げ落ちたものです。

こんな大きなものが転げ落ちる。
歩きながら、テツゴリさんが、地震直後の神戸の様子を説明してくれました。


左右で、ついになっているこの飾り。
さっきの落ちていた玉も、本当はこういう形だったのです。

海岸線を過ぎ、長田地区に入ってきました。
この地域が、神戸の中でも一番被害が酷く、火事でほとんどの住宅は焼けてしまったそうです。
再建設の際、長屋などの小さな敷地の家は、区画整理や道路を拡大するために敷地の何割かを提供しないといけなかったそうで、再建することができず、また同じ場所に住めなくなった方も多くいたそうです。

見回すと、大きなビルや綺麗な新築の家が並んでいます。
古い家は、ひとつも残っていません。

地震のときのことを思いながら歩きます。

そして、今日のゴール、新長田駅前に到着です。
街の復興シンボルとして、何故か鉄人28号が。
巨大です。

テツゴリさん、また姫路のイベントに来てくれた井上さんなど、最後まで歩いてくださって、今日は、地元の話がたくさん聞けました。

新長田駅から新開地まで移動。
今日は、楽の森さんにお世話になります。
楽の森では、ヨガをしていたりやイベントスペースになっています。
木の床がとても気持ちの良い空間です。
1階が素敵なカウンタースペースになっていて、そこで楽の森の主催者森本さんの奥さんが作ってくださった酵素玄米と優しい味のダルスープをいただきました。
今日は、朝3時半起きで、到着が7時半ごろと、長い一日だったので、こうやって、すぐご飯をいただけることを本当に有り難く思いました。

そして、今日は中秋の名月!
みんなで白玉団子をつくって、感謝の気持ちを捧げました。
おいしかった。

雨がぱらついたりしたので見えるかなぁ?と思いましたが、お月さまもばっちり見えました。


夕食の後は、みんなでトークサークル、ボブ・マーリーの「One Love」を歌ったりして、まったりと時間を過ごしました。

素敵なスペースを提供して頂いた森本さんに感謝です。
ありがとうございました。


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