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3月14日 北谷→那覇 
3月14日 北谷→那覇 
北谷のガリさんのお店にお世話になりました。2006年のアメリカ横断のセイクレッドランの時からの繋がりのガリさんとこうしてもう一度繋がれたのも有難いご縁でした。

今日は高江のスラップ裁判の判決に立ち会いに、沖縄の裁判所まで歩きます。





沖縄の道角や突き当たりに「石敢當」という魔よけの碑を建てる風習があります。

那覇市街に入っていきます。

もうすぐ裁判所。

多くの人が集まっていました。
ものものしい雰囲気!切実さが伝わってきます。

高江の住人の方達が裁判に臨むまえにお話されていました。

★ ★ ★ ★

以下、高江のマーティー君の文です。

−高江のこと、裁判の判決とその影響について−
僕は沖縄県本島北部、「やんばる」と呼ばれる亜熱帯の広大な森に抱かれた東村高江というところに住んでいます。やんばるの森に導かれるように5年前、長年住んだ東京から引っ越してきました。(もともと両親は沖縄の出身)
「やんばる」はヤンバルクイナやノグチゲラはじめここにしか生息できない固有種の宝庫であり、県民の6割の生活用水をまかなうダムなどが立地する重要な水源地にもなっている所です。実際に空気はとてもキレイで、夜には満天の星空が広がり、僕にとって、人間が自然の中で生かされている事を実感できる身近な場所です。

高江のヘリパッド問題について、僕が撮影編集した動画
「やんばるからのメッセージ〜高江の記録10分版〜」をご覧ください。

この裁判で当時8才の子どもや何の証拠もない人までもが、反対運動をしている家族というだけで裁判所に引きずり出されました。
(国は8才の子どもに関しては、世論の批判を怖れて即日訴えを取り下げた。)
流れを追うと、
2007年夏、日本政府・防衛局は2度の高江区民による反対決議を押し切って、米軍ヘリパッド工事着工。
2008年11月、国は高江住民15名(1人は那覇市民)に対し、通行妨害禁止の仮処分を那覇地裁に申し立てる。
2009年12月、那覇地裁は15名中12名は国の訴えを却下したものの、2名に関しては妨害行為を認める判断を下した。
2010年1月、住民らは不服の意から起訴命令を出し、国は本訴を提起。2名の行為に対して「座り込み」は表現行為か妨害行為かが争点となる本裁判が始まった。
そして、2012年3月14日、2008年11月国による仮処分申し立てから3年余におよぶ裁判の判決が言い渡された。


●那覇地裁の判決は「2人のうち、1人の行為に対して国の請求を棄却したものの、もう1人に対しては妨害行為を認定」した。つまり、「1人は無罪、もう1人は有罪判決」。一言でいえば、「不当判決」だ。
     

専門家によって多くの指摘がなされているが、今のところ僕なりにまとめると
・この訴訟は、強大な権力と金をもつ「国」が、米軍の基地建設という自らの目的遂行のために、住民らと話し合いをろくに行わず、司法権までをも悪用し、裁判の勝ち負けが目的ではなく、住民に対し社会的、経済的、精神的に制裁を加える事で住民を疲弊させ、声を圧殺しようとする恫喝目的の「スラップ訴訟」不当訴訟である。※米国では裁判所が「スラップ訴訟」だと判断すると審理に入る前に棄却される。高江のケースは、日本国が国民に対して行う前代未聞の「スラップ訴訟」不当裁判。
・住民2人のとった行為に、際立った違いはない。
・現場(高江のケース)にほとんど影響はない。委縮してしまえば、国の思うつぼ。これまでの通り、座り込みと発信を続ける。
・全国の住民運動に対し、権力者側が同様の措置を取る可能性がある。広くスラップ訴訟について認知してもらい、世論を高め、裁判所に速やかな棄却を求める。
国はブログやインターネット上での座り込みの呼びかけまで妨害行為と主張していたが、当然ながら国の主張は却下された。
・裁判所も主張している通り、この判決によってヘリパッド建設の是非は争えない。裁判所は「戦争」「環境破壊」「生活破壊」「人権破壊」につながるヘリパッド建設の是非を問わずして、ゲート前の「通行妨害」という事だけに矮小化し、表面的な判決を下した。

※やはり、1人でも多くの人に高江の現状を知ってもらうの事が、現場にとって力になります。得意な方法で表現し、伝えてくださる事を願います。

●詳細はブログ「やんばる東村高江の現状」http://takae.ti-da.net/

 この後、住民側は福岡高等裁判所那覇支部に控訴することが決まった。裁判は裁判として、住民らの行為の正当性を主張し続ける事になった。
今、国は自国民の声より米国の意志を優先させ、政治を動かしています。高江にいると、国は国民のために存在しているのではない事が明白になってきます
国は国民の金と恐怖心を煽って、支配の力を強めます。僕たちが「恐れる」事によって、国に強力な恐怖支配のエネルギーを与えてしまう事になります。だから、どんなにマイナスと思われる状況下でも恐れずに声をあげていく事、おかしいと思う事は「おかしい」と言う事、言える社会がとても大事だと思います。そんな社会を一緒につくりましょう。助け合える仲間はすぐそこにいます。

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その後の記者会見にも行き、いろんな話を聞きましたが、やっぱり不当な判決だと思ってしまいました。

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懇談会にも行かせていただきました。
皆、沈んで重い空気なのかと思っていましたが、そうでもない。

弁護士さんたちも一緒になって皆で歌っている。
まだまだ、頑張ろう!と言っている。
沖縄や高江の人たちや強さを目の当たりにしました。
大変な時でも皆、明るく振舞っていました。命の力を感じました。


マーティー君や僕達もお話させていただきました。


これからも、実際に見たこと、感じたことを伝えます。

沖縄の現実をかいま見た一日でした。

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「やんばる東村高江の現状」http://takae.ti-da.net/




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