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3月10日 7G Walk for Peace 2015 最終日 東京大空襲70年祈念巡礼 報告

3月10日 7G Walk for Peace 2015 最終日 東京大空襲70年祈念巡礼 報告

今日は3月10日
いよいよ今回のウォークも最終日を迎え東京大空襲70年祈念巡礼です。
70年前の今日、東京下町には無数の焼夷弾が降り注ぎ火の海になりました。
そして、一日で約10万人の方が亡くなったのです。

西大島駅に皆で待ち合わせをして

駅近くの羅漢寺さんにお参りしました。
こちらのお寺にも当時1039人の方のご遺体が仮埋葬されたそうです。ご供養のお地蔵さんが奉られています。下町にはよく見ると、このように東京大空襲で亡くなった方々をご供養する仏さんや碑が沢山あります。このような地を今日は巡礼して歩きます。

そして東京大空襲・戦災資料センターに行きました。
http://www.tokyo-sensai.net/


こちらの資料館は民間の有志によって建てられたものです。行政からの補助金などはもらわず、庶民の「戦争のことをしっかり伝えたい」という思いで作られた心のこもった施設です。
去年に引き続き、二回目の訪問です。

先ず最初に映像を見せていただきました。

元は1970年代にNHKが作った番組を編集してあるものです。この映像がよく出来ています。
○東京大空襲でどの地点にどんな順で爆弾が落とされたのか?
○その当時の体験者の声。
○空襲の命令を出したアメリカ軍のカーチス・ルメイ将軍に日本から立派な勲章が後に与えられたこと
など
分かりやすく東京大空襲のことを伝えてくださいます。
もしも、皆さんがこの資料館に来たらいつでも見せていただけますので、是非見てくださいませ。

そして、次に東京大空襲の体験者のお話を聞きました。
語り部は二瓶さんです。
実は昨年もお話を聞かせていただきました。
http://blog.7gwalk.org/?eid=1262420
そのお話が分かりやすく、印象に深く残るお話でしたので
今年も是非!ということでお願いしました。

昨年もお話を聞きましたが、また今年も聞くとさらに理解が深まります。
二瓶さんのお話は何度聞いても、大切なメッセージが伝わってきますし、自分たちの状態でも印象に残る部分が違いました。

今回のお話で前回は伝えられなかったことを書いてみようと思います。

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二瓶さんのお話より

■東京は100回以上空襲された。

3月10日は何故下町を集中的攻撃したのか?
東京で一番人口密度が高く木造建築ばかりなのに?
大きな工場は京浜地区に集中しているのに?
あきらかに民間人を狙った。
工場で働いている人や、その家族など、庶民を殺した。
夜中に空襲して恐怖を植えつける。
3月は季節風も吹くのでこの時期に爆撃して火事の被害を拡大
子供は燃えながら走っていた。
火の粉は横から吹きつけ、背負っていた子供に火がついたり、子供は逃げる時に転んでしまうと、道も火の海なので火達磨になってしまっていた。

空襲のあった次の日、焼け野原になった町を歩いて行くと
道には黒焦げになった死体が多く転がっていた。
その中で子供を抱きながら焼け死んでいる人を沢山みかけた。
子供を抱きかかえてうずくまるように死んでいる人、仰向けに死んでいる人。
黒こげの死体の中になぜか、生まれたての赤ちゃんが生き残って白い肌を露にして泣いていた。
でも、その子を助けてあげられなかったことが今でも心残りです。

戦後から70年。
私は戦争というものがどういうものか知らない人が戦争を起こすのだと思います。
色々な視点があると思いますが、庶民の目で見た戦争、その中に本当の戦争の姿があるです。
戦争とはどういうものなのか?
それを伝えて、戦争だけは食い止めなければなりません。


以上 二瓶さんのお話より
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資料館ではいま特別展
「戦後70年をふりかえる 東京空襲写真展」を4月12日まで開催しています。
見ごたえのある写真ばかりです。
実物の焼夷弾

3月10日にアメリカ軍は焼夷弾を1665トンも落としたのです。
正気の沙汰ではないように感じます。

今回もリアルな学びが沢山ありました。
ありがとうございました。


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猿江恩賜公園に向かいます。

この公園には当時、13242人のご遺体が仮埋葬された場所です。
今は、そのことを感じさせない、綺麗な公園です。
しかし、その記憶を忘れてしまったら、同じ過ちが繰り返されます。
その教訓を呼び覚ます為にも、皆でお祈りをしました。


菊川橋

この橋のたもとに、特に多数の死体が流れついたのだそうです。
その遺体を引き上げるのが大変だったと、体験談でかたられていました。

その橋の直ぐそばで、東京大空襲のご供養をする法要が地元の方々の手で行われていましたので
一緒に祈らせていただきました。
当時の事を思い、多くの人が祈りを捧げています。
甘酒をご馳走になったりして、とても有難かったです。


堅川を渡ります。
下町には沢山の運河のような川があるのですが、その川は死体に溢れていたそうです。


思いを馳せながら歩きました。


両国の都立慰霊堂にお参りしました。
このお堂には大空襲で亡くなった105000人のご遺骨が納められているそうです。

3月10日は盛大に法要が営まれていて、多くの人がお参りしていました。

私たちも祈りを共にさせていただきました。

自然と祈りも真剣になります。


当時に思いを馳せ心からお祈りせていただきました。

隅田川を遡ります。

厩橋のたもとのお地蔵さんにお参りしました。
この橋でも空襲当時多くの人が亡くなりました。

 

墨田区の町を歩き


すみだ郷土文化資料館に行きました。



この資料館には、戦争体験者自身が書いた絵があります。
これが、プロの絵ではない分、リアルで強烈にその体験が伝わってくるのです。
絵にまつわるエピソードや解説も書いてあり当時の状況が作者の悲しみや恐怖や絶望と共に、心に届いてきました。
 炎が熱すぎて白骨化してしまった人達や、
駅の周りで多くの人が逃げ遅れて火あぶりになって死んだ人達、
お母さんが子供を背負って逃げていたが、子供が背中で焼け死んでいるのを気づかずに逃げ続けていたことなど
ホントに直接にその当時の様子が伝わってきました。

 
現在資料館でも特別展が行われています。ぜひ一度拝観してみて下さい。

言問橋を渡り、浅草方面へ

当時この橋の上で約5000人が焼け死んだそうです。
橋の両端から人が押し寄せて、多くの人が動けなくなってしまったのだそうです。
そうしてる間に、両脇から火が凄い勢いで押し寄せてきて、持っていた荷物に火がついてしまい
あっという間に火は燃え移り、橋の上は火の海地獄と化したそうです。
想像を絶する悲劇。
その絵も資料館にあり、思いを馳せながら橋を渡りました。

橋を渡ったところに慰霊碑があります。

皆で心からの祈りを捧げました。





ここでのお参りが終わった瞬間に雨が降り始め
その雨は直ぐに雪に変わりました。

浅草寺へ

浅草寺も空襲の時に大きな被害を受けました。
今日の巡礼はここで最後のお祈りです。


門の前にあるお地蔵さんも戦争被害者の為に奉られている仏さんです。
その前でサークルをしました。



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東向島のフルハウスさんへ

ここは空襲の時に奇跡的に焼け残った町で
当時そのままの長屋があります。
その一室をギャラリーにしたこの場所で最後にパイプセレモニーをしました。


私達が作った祈りのを輪を、空襲でなくなった精霊達が見ているように感じました。

私はあなた達のことを忘れません。そして戦争は起こさせません。
どうか、私達を見守っていて下さい、お導き下さい。
 


その悲劇を忘れず、
私達が今どう生きるか?
そして、未来の子供に引き継いでいくか?
今日も命の和の内にこの祈りがあったことに感謝します。
大空襲の事実は酷くて、目をそらしたくなってしまうこともあります。
しかし、その教訓を忘れてしまったら、同じ悲劇が繰り返されていまうでしょう。

幸せでありたいことは皆おなじ。
私達は一人ではないし、繋がっていますね。
和の中心を色々な方向性から見て、それぞれがその場をになうこの姿が
命の現実の現れ
命の道を行く上で大切な在り方なのだと今日も感じることができました。
                       photo by JIKIさん

私達は戦争のことを忘れません。
そして今を力いっぱい生き、未来に繋げていきたいです。

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今回いつもウォークに参加してくれる
タカちゃんは自宅でウォークの間、11日間断食して祈りを合わせてくれていました。
タカチャンや
祈りや思いを合わせて下さった皆さん。
本当にありがとうございました。
これからも
祈りと力を合わせ、平和に繋げていきましょう。

どうぞよろしくお願いします。

今回もお蔭様でウォークを無事に歩かせていただくことが出来ました。

サポートして下さった皆さん
一緒に歩いて下さった皆
心から感謝しています。

私達のこの祈りが平和への波紋となって広がっていきますように!

ホーミタクエオヤシン

山田拝



 
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