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スタンディングロックについて 〜数字的なデータなどのまとめ〜

スタンディングロックの運動はどんなものなのか?ということを明らかにしていこうと思い、ネットで調べられるデータなどをまとめてみました。そして、デニス師が昨年のツアーの時に伝えて下さったお話も通して、より立体的にスタンディングロックのことを理解する為にこの記事を書いてみたいと思います。

 


2016年4月1日から、アメリカ、ノースダコタ州のネイティブ「スタンディングロック・スー族」が、ダコタ・アクセスパイプラインの建設による水の汚染を懸念し、キャンプを張って抗議の座り込みを行っています。祈りと非暴力の活動によって問題を解決しようとする彼らの姿勢は広い共感をうみ、全米やカナダ、中米、南米などからも多くの人が現地に応援に駆けつけています。
ワシントンD.C.や全米各地や世界中の都市でも「Standing with Standing Rock」「Water is Life」のバナーを掲げたデモなどが行われるなど、水を守る運動は、世界的に連携した運動になってきています。

 



「ダコタ・アクセス・パイプライン」はノースダコタ州とイリノイ州を結ぶ約1,800kmの建設予定のパイプラインです。(下図のピンクのライン)

ノースダコタ州のバッケン油田からサウスダコタ州、アイオワ州を通過してイリノイ州まで、バッケン地域(下図のピンクのラインの上部のクリーム色の地域)に眠る74億バレル(約1兆2083億リットル)あるともいわれている未採掘の原油を1日あたり47万バレル(約7472万リットル)輸送する予定です。

 

 

事業主の「エナジー・トランスファー社」によると、総額38億ドル(約3900億円)のパイプライン建設プロジェクトは、地域に1億5千6百万ドル(約160億円)の売上税と所得税による収入をもたらし、8千人から1万2千人の雇用につながるとその経済効果をアピールしています。

石油・ガスの掘削やパイプラインでどれくらい事故が起こるか?ということは過去の記録がその危険性を明らかにしています。米運輸省パイプライン ・有害物質安全庁の統計によると、2006年から2015年までの10年間に石油・ガスの集積・運搬過程で起こった事故は、大小あわせて166,965件にのぼります。単純計算で1日あたり約45件の事故が起こっていることになります。

 

 

上の地図は、パイプラインの通過ルートを表しています。右下のエリアが抗議活動を行っているスタンディングロック・スー族の居留区です。パイプラインは居留地の約1km上流でミズーリ川を横切る予定です。
ダコタパイプラインはスー族のご先祖様のお墓の上を通ることになっています。
そして、このパイプラインはミズーリ川の下を通ることになっているのですが、もしも、地下でこのパイプからオイルが漏れて川が汚染された場合、この川の水を利用している約1800万人の人に影響が及びます。

2016年4月1日にスー族の人達がここでキャンプをしてパイプライン反対の座り込みを始めました。
最初は20人だったのですが1週間で約100人になり、アニシナベ族、ナバホ族、チェロキー族、ホピ族などをはじめ、アメリカとカナダの150を超えるグループからネイティブが集まり、2016年の11月は9000人から1万人の人がそこでキャンプをして活動していました。2017年1月現在もその活動は続いています。

参考HP 気候変動の向こう側 http://climatechange.seesaa.net/article/441673836.html

 

デニス師はツアーの時に言いました。「私たちも確かにオイルの恩恵を受けています。私たちの運動はオイルそのものに反対しているのではなく、このような環境や水の大切さへの配慮がまったく足らない、大企業や政府の態度に反対をしているのです。そして、彼らが今まで汚染してきた水や自然は、どんなにお金をはらっても謝罪しても元にはもどらないのです」
そのことについて書かれたデニス師の文がこちらにもあります。
http://www.sfchronicle.com/opinion/openforum/article/Why-we-take-a-stand-at-Standing-Rock-10597021.php


〜Water is Life〜
水は全ての命にとって必要なものです。ネイティブにとっても、スタンディングロックの運動に参加している人にとっても、そして警察やオイル会社の人の命にとっても必要なのです。
歴史をひも解けば今まで人類はもちろん石油なしでも繁栄してきました。むしろ石油使って生活してきた期間のほうが極端に短いのです。ですから、環境を破壊しないように、バランスをとってオイルを活用していく道を探ることは出来ると思いますし、その努力は不可欠なのです。水こそが私達にとって必要なものなのですから。

 

そして日本山妙法寺の尼さん安田純さんはスタンディングロックで活動している皆の姿勢をこう伝えてくれました。
「全てが繋がっていると思う人、向こう側に立つ人とも繋がっていることを理解し、その人達のことも思える人だけが、前線に立っています」
http://blog.7gwalk.org/?eid=1262633

 



美徳を持って戦う戦士の文化が蘇っています


デニス師の言葉@Dennis Banks Japan tour 2016

スタンディングロックには多くの若者が集っています。
彼らはここに来るために、移動費や服や靴やいろいろなものを調達してここに集ってくるのですが、一度ここに来ると多くの若者が帰りたくなくなってしまうのです。
もちろん、それはこの問題が重要であることも原因なのですが、沢山の部族の人達が集っているので、様々な祈りのドラムや歌を聞くことが出来る、ということも大きな原因と感じています。
そして、彼らが聞いてるのは、単にドラムの音や歌声ということではなく、かつて、ネイティブの戦士たちが発していた音を、そこで今、再び聞いている感覚になっているのです。


私達は戦士のことを「オゲチダ」といいます。


オゲチダはコミニティーや家族を守る責任を負うものの事を言います。
そして、彼らは年長者の為に狩をし、妊婦さんの為に食事を用意し、木を運び、水を運びました。
太鼓を作ったり、薬草を取りにいったり、先見の目をもって皆の為に働きました。
これがオゲチダです。そして女性の戦士をオゲチダイクエと呼びます。

オゲチダは7つの美徳を大切にします。それは
Respect(尊敬) Love(愛) Honesty(誠実) Humility(謙虚) Courage((勇気) Truth(真実) Wisdom(智慧)
です。


私は最近、武士道についても学んだのですが侍の精神とオゲチダの精神に類似点があることをしりました。
世界中の精神性の高い戦士の文化には共通店が多くあります。

このオゲチダの文化は今も生きています。AIMの活動もまさしくそうなのです。
1973年のウンデットニーに立てこもった時もそうでした。
1890年にこのウンデットニーでは約250人の男女がアメリカ軍によって虐殺されたのですがそれと同じ軍が今はスタンディングロックで活動しています。

 



私達にとって
スタンディングロックは大きな意味を持っています。

 

スタンディングロックが陥落することは、
私達が倒れることを意味しています。


私達はスタンディングロックを一人で死なせはしません。


私達とスタンディングロックは一つであり、
私達自身なのです。


スタンディングロックと共に立ち上がりましょう。

 

by Dennis Banks

デニス・バンクスジャパンツアー2016より

http://blog.7gwalk.org/?eid=1262630

 

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