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祈りと非暴力運動で問題の解決を! 私(7g山田)が思う、Standing Rock と共に立ち上がることの重要さ

昨年のツアーの間にデニス師から伝えられたスタンディングロックのこと。

(スタンディングロックの基本情報はこちらをご覧下さい。http://blog.7gwalk.org/?eid=1262635

デニス師のスタンディングロックにかける強い思いは確かに今までとは違う特別なものでした。
(ツアーのメッセージのまとめはこちらにあります。http://blog.7gwalk.org/?eid=1262630)


デニス師曰く
「スタンディングロックで、祈りのもとに、愛や尊敬、智慧や真実をもって戦う、戦士の文化が蘇っています。」


このスタンディングロックが持つ意味は、インディアンにとってあまりにも大きなものなのです。ウンデッドニーの虐殺などの弾圧された歴史に深く関与した地域であること、スー族の聖地であること、もちろん大事な水源であることなど、歴史的に見ても、場所的に見ても、その重要性は一目瞭然です。

「私達にとってスタンディングロックは大きな意味を持っています。
スタンディングロックが陥落することは、私達が倒れることを意味しています。
私達はスタンディングロックを一人で死なせはしません。
私達とスタンディングロックは一つであり、私達自身なのです。
スタンディングロックと共に立ち上がりましょう。」

 


そして、70年代からづっとアメリカンインディアン運動とデニス師をサポートしてきた、日本山妙法寺の安田純法尼も言っていました。(http://blog.7gwalk.org/?eid=1262633)

 

「スタンディングロックはこれからアメリカ、そして世界の精神的改革の中心になると感じています。
スタンディングロックと共に立ち上がりましょう。」


スタンディングロックの反対運動は非暴力で、純粋な祈りの精神的な運動です。
それは、スタンディングロックに初めて来る人にするレクチャーにも表れています。

 

「ここは精神的な祈りのキャンプです。問題を解決するとしたら『祈り』が解決をします。暴力で解決しようと思う人は、このキャンプから出て行くようにお願いします。
インディアンは朝晩、サンライズセレモニーとサンセットセレモニーをします。それを理解出来ない方もこのキャンプから出て行くようにお願いします。
軍や警察と向き合う時、彼らは武器を持っています。怒りを持つ人は前列には立たないようにお願いします。
全てが繋がっていると思う人、向こう側に立つ人とも繋がっていることを理解し、その人達のことも思える人だけが、前線に立って欲しいと思います


そして、スタンディングロックではこのことが誠実に実行されてきたので、深く広い共感が全米、全世界に広がり、各地から多くの人が支援に訪れ、一時期はここでキャンプをして活動している人が約一万人にもふくれあがりました。
往年のネイティブの精神運動家やアメリカンインディアン運動の活動家はもちろん、ウォールストリート占領運動をしていた人達がスタンディングロックの祈りに触れて感動したり、今までこのようなことに興味のなかった若者たちの中でもスタンディングロックのことは有名になり、祈りが大きく展開している姿がアメリカでは分かりやすく現象として表れてきました。

 



問題を解決するネイティブの祈りとは?

 

サンライズセレモニー


私もアメリカ横断のロンゲストウォーク2や3に参加していた時に、ネイティブの皆さんと良くサンライズセレモニーをしました。何をするか?と言うと、先ず、夜明けの頃に皆で集まって、太陽が昇ってくるのをただただ待ちます。
ただ待つだけです。そうしますと、空の色が変わっていきます。真っ暗だった空が、段々と紫になり、そして、オレンジ色が混ざりだし、そして、いつしかピンク色も加わり、美くしいグラデーションが広大に広がる、なんとも言えないくらい美しい空が、目の前に展開します。その世界に自分が没頭してその世界に包まれてしまうのを感じます。うゎ〜〜〜美しいな〜〜〜と感じていると、そこに太陽がピカッと顔をだすわけです。もう〜〜その瞬間に、思わず、拝まずにはいられない気持ちになり、あまりのことで自然と手を合わせ祈っている自分がいつもいました。日常の夜明けの奇跡的とも思える空に触れて、祈らずにはいられない気持ちで祈ってしまう。そして、その瞬間にネイティブ達は感謝の歌を歌い祈ります。この歌も「あ〜こんな気持ちが歌になって現れたんだなと納得してしまいます」そんな風に祈りの文化は生まれ、発展してきたのだと感じています

このような姿が太陽そのままの姿であり、空の姿です。そして、そのままを、人がそのままに感じると、このような感動的な瞬間が訪れるわけです。その存在本来のクオリティーを思いだすこともまた祈りなのだと感じています。

 

太陽そのままの姿に感動し、水そのまま、人そのままであることの素晴らしさと強さと説得力を取りもどす

そして、これと同種のクオリティーが水にもあり、木にもあり、大地にもあり、人にもあり、あらゆる生命にあります。そのことをありのままに感じる祈りが今でもネイティブには伝えられ実践されているのです。
人の心がこのように開かれる時、私達は太陽の恵み、水の恵み、大地の恵み、無限の恵みを、喜びと共に分かち合うことができます。水そのもの、大地そのもの、人そのもの、そのままであることの素晴らしさ、強さ、感動的な大きさと、説得力を心身を通して思い出し、繋がり直すことが祈りによってできるのです。

 

 

全ては一つであることを思い出す

 

そして、そこまでいくと、水と人が一体で、大地と人が一体で、太陽と人が一体で、自然と人が一体で、人と人が一体で、全てが一体であることを思い出すことも容易になります。ですから、デニス師は私は川の一部であり、鷹の一部であり、全ての一部である‥とお話の時に良く話せるのかもしれません。

 

そして、その認識こそがありのままの自然であり、感動的な夜明けの空のような、日常の命の本質的な姿なのです。そのことを思い出す為の一つの方法がサンライズセレモニーなわけですが、色々な方法でそのことを思いだし体現することができます。

 

その一つが、反対運動の最前線に立った時に、対抗している向こう側の人とも一つなのだと感じながら、彼らの為に祈るという行為なのだと思うのです。

 

もしも人のその祈りの行為があの夜明けの太陽のクオリティー、本来の生命のクオリティーに個人的にも集団的にも達した時に、人の心は自然と開かれ、自分と川が一体であったことを自然と思いだし、その思いだす力、繋がり直す力、すなわち祈りの癒しの力で、敵の心をも生命のありのままに戻してしまうことによって、問題を解決しようとしているのだと思います。

 

それは、あの夜明けの空をありのままに見て、美くしいと思わない人がいないことと同じように、きっと全ての人の心に届くものだと、ネイティブは体験を通して信じているのだと思います。そして、その力を毎日のサンライズセレモニーをすることによって忘れることなく、そして、さらに洗練させていく。その為に毎日儀式をしているのだと思います。

 

 

 

「祈りとは思い出すことである」


そして、実践者達は知っています。このことを自然との繋がりが無い場合、思い出すことが難ずかしいということを‥自分の心を省みてもそのことは、良く思い出せると思います。また、夜明けの太陽を目の前にしていても、心が閉じていたら、感動しないことも思い出せると思います。


そのような、もう一つの分断という現代世界の現象によって、人類は滅亡の危機にあると言っても過言ではないのかもしれません。その分断を生み出しているのは、閉じてしまう人の心の傾向です。それは敵の心にあり、仲間の心にあり、自分の心にあります。この傾向を克服するために、継続的な祈りという行為が行われてきたのです。「祈りとは思い出すことである」と聖者が言ったのを思いだします。

 


デニス師はツアーの時に言いました。「私たちも確かにオイルの恩恵を受けています。私たちの運動はオイルそのものに反対しているのではなく、このような環境や水の大切さへの配慮がまったく足らない、大企業や政府の態度に反対をしているのです。そして、彼らが今まで汚染してきた水や自然は、どんなにお金をはらっても謝罪しても元にはもどらないのです」
そのことについて書かれたデニス師の文がこちらにもあります。
http://www.sfchronicle.com/opinion/openforum/article/Why-we-take-a-stand-at-Standing-Rock-10597021.php

 

閉じて分断された心が水を汚染し、自然を破壊し、人を殺します。

「サターン(悪魔)の語源は、シェイターンであり、セパレーション、分断であると聞きました」


その閉じる心の残酷さと常に対面し、祈りによってそれに対応しつづけて来たのがネイティブの歴史であり、アメリカンインディアン運動の歴史であり、デニス師の活動の歴史でもあるのです。今回、そのことがスタンディングロックでわかりやすく、現象として表れています。その素晴らしい部分に共鳴して、多くの人が立ち上がっています。

 


私達は繋がっています。


問題の原因としても繋がっていますし、そして、その問題を解決していく心としても繋がっています。
自然を破壊しようとする力もまた強大です。ダコタパイプライン建設予定の約1800キロは、スタンディングロックのエリア以外は全部できてしまっています。その強大な力の源はお金なわけですが、そのお金は日本の銀行からも巨額に融資されています。

 

以下参考HPより引用(http://rief-jp.org/ct6/66109
総事業規模は37億ドル。このうち25億ドルをシティを主幹事とする17の銀行団からの融資でまかない、2016年中に完成する予定だった。その後、関与する金融機関の数は38にまで増えている。 日本の金融機関は総融資額の1位に、みずほ銀行(5億9000万ドル、約661億円)、2位に三菱東京UFJ銀行(5億4800万ドル、約614億円)が名を連ねている。融資団全体でも、日本勢は大きな比重を占めている。


お金で協力するという形で、水を汚染し自然を破壊するその強大な力の一部に日本に住む私達が無意識になってしまっているのです。

 

そして、運ばれるオイルも当然日本やアジアにも販売され運ばれてくるわけです。毎日このオイルの恩恵にあずかっていることも事実であり、いろんな側面で、私達は世界的にすでに深く繋がっていることを認識しなくてはなりません。日本に住む私達は食料の6割を海外から輸入していると聞きます。確かに日常的にアメリカから輸入した大豆などを食べています。このような事実は有史以来の歴史を見ても、かなり特別な状態にあると思います。

 

このことを認識せずに、無意識に自然を破壊しつくして、いつしか、人類が滅亡の危機にいたり、自分も愛するひとも絶望の内に死んでいく。そのような流れは止めなくてはなりません。自然や全てと繋がっていることを忘れなければ、自然を破壊せずに、人類が豊に暮らしていくことはできるはずです。


このダコタパイプラインも原発も、そのような現場に行って感じる感覚は似ていると思います。


平和な日常的で美くしい自然な風景の中に突然表れる巨大な不自然な物体。その巨大さは、人一人の力など無意味に思えるほど、硬く、重い壁に囲まれて、分断的で威圧的です。目の前にあるのに手出しをすることは不可能で、そこから、オイルが漏れたり、放射能が漏れても、ただ見ているしかできません。そして、汚染された水や土は、自然が気が遠くなるほどの年月をかけて浄化する以外に、もとにもどす術はありません。


このような目の前にある問題を解決する為には、この巨大な物体を作った原因、つまりお金の源をつきとめなくてはならず、そうすると問題の土地から遠く離れた所にそのお金の出所がある場合がほとんどです。それは、また大企業や政府という高い壁の中にある会議室で意思決定が行われ、私達が手を出せないところにあるように感じてしまいます。ではその会議室を作ったのは何か?それもまたお金の力ということになりますが、そのお金が来た所はどこか?と思いますと、それは庶民の消費活動ということになるでしょう。では、その消費活動なにを源としているか?というと、それは人のニーズであり、人のニーズは人の心が生み出しているということなります。


ですから、ダコタパイプラインや原発の問題の根源的な原因を解決する為には人の心に対処しなくてはならない。人の心の一番深い部分に対処できるのは祈りです。ですから、祈りで問題を解決するということは、問題を根源的に解決するということになるのです。その有効的な智慧を人類はいままで沢山蓄えてきました。

 


人の心の影響が世界中に及んでいく事実を思い出さなくてはなりません。

そして、同じ構造で、世界中の大企業や政府による環境破壊や汚染、放射能の問題や、戦争も起こっていることを思い出さなくてはなりません。ですから、スタンディングロックという一地域の問題のように見える問題も、問題の原因は世界と私と私達と繋がっているのです。その問題の原因を解決しなければなりません。

 

私達の心も世界中と繋がっています。交通網や情報網の発達によって世界中の心の繋がりも確信的に強くなりました。ですから、スタンディングロックの問題が解決されることは私達の心の問題が解決されたということになり、心の問題が解決されれば私達の問題も解決されるでしょう。


そのことを理解している人は世界中でスタンディングロックと共に立ち上がっています。

 

 

そして、その問題の解決を祈りに求めることが、本質的な解決になる事に多くの人が気づきはじめています。スタンディングロックは率先してそれを実現しようとしている、クリアーな私達の象徴でお手本なのです。閉じてしまった人の心を、祈りで開こうとしています。スタンディングロックは心開いた私達にとっての希望であり、同時に緊急を要する危機に面していることを忘れてはいけないと思います。


ですから、私達はスタンディングロックと共に立ち上がろうとしているのです。


祈りとは、本質を思い出すことであり、繋がり直すことであり、癒しである。


そしてその祈りが世界の問題を解決し、7世代先の未来の子供達に幸せが届きますように。

スタンディングロックと共に立ち上がりましょう!

 


ホーミタクエオヤシン


山田拝

 

 

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お問い合わせ

7 Generations Walk 代表 山田圓尚
mail 7gwalk@gmail.com
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資金協力呼びかけページです。
http://blog.7gwalk.org/?eid=1262412
 

 

 

露骨な晒し上げになりますので
具体的なアカウント名は書きませんが、
ある人は「パイプライン(最近の投稿であること等から、
ダコタ・アクセス・パイプラインだと思います)
を破壊しようとした、あるインディアンが撃たれた」
ということを元記事を載せずに
twitterでつぶやいていたりしますから、
虚報拡散に惑わされずに
情報の真偽を吟味する必要があります。
真実ゆうき(穏健保守) | 2017/02/19 20:00
書き忘れていることがありました。
少しきつめではありますが、提言を申し上げてもよろしいでしょうか?

http://heat.st/2koZxau
その一方で、多数の抗議者によるごみを遺棄する問題も現実としてあります。
DAPL計画抗議者サイドの私達としては、
直視しなければならない問題なのは確かです。
理由としましては、抗議運動全体が「反社会的」に見られかねない点、
大量のごみにより地元の水路・土壌を汚染する恐れがでてきている点の2点からです。
真実ゆうき(穏健保守) | 2017/02/22 21:20
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