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7GWalk Water is Life 大鹿→上関 5.20 阿智村〜中津川 神坂峠越え

http://blog.7gwalk.org/?eid=1262654

 

阿智村の美しい川に祈りながら歩きだしました。

今日は「東山道」という、中仙道以前の古道を歩きます。

その東山道の要所にこの神坂峠があるのですが、

当時はあまりにもこの坂がきつく、大変だったそうです。

伝教大師もこの道を歩いたのですが、人々の苦労を見て

峠のあちら側とこちらがわに、広済院と広拯院というお寺を建てて人々を助けました。

そのお寺がまだあります。

このお寺にお参りして無事をいのりました。

美しい古道の道を歩き

こんなおつな小屋で休憩していました。

そうしましたら、「共謀罪」の法案が衆議院で可決されたというニュースが入ってきました。

こんなタイミングで…と思いましたが、きっと忘れないだろうなとも思っていました。

 

南アルプスの山々を遠くに見て

いよいよ山道をいきます。

づっと続く山道

荷物も重いし、けっこう大変でした。

なんとか頂上へ

遠くに恵那の山々が見えます。

広済院跡でもお参りして、無事に峠を越られたことに感謝していました。

 

そして、ここでやっと携帯の電波をキャッチして今日の目的地の中津川までの距離を確認したらあと13キロありました。

峠の後で、けっこう歩いて、まだ13キロある…

 

おそるべし神坂峠!2012年もここを歩いたのですが、その時も大変だったのを思い出しました。

 

美しい田園風景

まさに「Water is Life」ですね。

なんとか頑張ってあるいていると。

旧中仙道沿いにある「river sunny」という石釜でピザを焼いているカフェの旦那さんが話しかけてくれました。

「Water is Life」の旗をみて、家の井戸水が美味しいからといって、下さいました。こんな出会いも嬉しいものです。

 

美しい夕日に感謝の祈りを捧げて

中津川に着いたのは7時半でした。

今日は、なかなか」大変でしたが、無事に目的地までたどりつけて感謝しました。

ありがとうございました。

 

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山道を歩いている時に
「凸凹道の大切さを感じていました」

今日は神坂峠の山道をメインに歩いていました。
山道はアスファルトの道と違い、当然凸凹だったり、岩がいっぱいあったり、変化に富んでいたりするわけです。歩きづらいので、足を滑らせたり、くねらせたりしないためにも、沢山の情報を処理しながら歩きます。もちろん、道はアスファルトよりも柔らかいので、足首や膝にかかる衝撃はある意味少なく心地よかったりもします。

そしてある時、自分がそんな風に「歩く」なかで活性化されていることに気付きました。

坂はきついので、荷物も重く、体力的には大変なのですが、注意深く集中して歩く中で、なんだか、ちょっとハイと言うか、体内のエネルギーの循環がよく、身体がよく動くのです。そして、母なる地球との繋がりも感じるし、体も元気です。これはきっと山歩きが好きな人に共通する感覚なのかもしれませんが、そのことを再確認していました。

そして、アスファルトの道に戻ってくると、平らで歩きやすいのは有り難いのですが、自分の歩き方が全然違うことに気付きました。
本来は普通の道は山道のように凸凹していたり石があったりいろいろするわけなのですが、舗装後の道では入ってくる情報量も少ないし、山道を歩いている時のような活性化も起こることはありません。確かにアスファルトの道は便利だし、スピードも上がるのですが、「歩く」という行為そのものを大分編集されていることに気付きました。
そして、道が固いので、足首と膝にかかる衝撃は山道とは別質のもので、この事にも大分気をつけなけらばなりません。

編集されている上に、自然の状態では起こらないことに集中させられている状態。これが自然な道を歩く観点から見た、現代の道は歩くという行為の相違点です。

そして、移動手段として人はあまり歩かなくなりました。
移動はほとんど車なので、今日も山道以外では歩いている人とはほとんどすれ違わない感じでした。

道を歩いて移動しないのですから、凸凹道とアスファルトを歩く時の相違点すらも関係ない状況が「移動」という行為の中に潜んでいます。

このことは実は無意識に人の感性や感覚に大きく影響していると思います。

人は、二本の足で立って歩くように進化してきました。

こうして歩かせていただいていると、生命としての人の肉体的な感覚を思いだすことができますし、自然の凸凹道を歩かせていただくと、今まで現代生活でオフになっていた感性のスイッチのようなものがオンになっていくのを感じます。この感覚はエネルギーの循環をうながし、元気にさせてくれますし、とても気持ちが良いものです。そんな、あり方を思い出した上で、生活や社会問題を考えなおすと、自ずと、今までとは違った、生命の視点からの良いビジョンが見えてくるのかもしれません。

わたしは「歩く」という行為のなかでそのことを思いだしましたが、これを食べるとか作るとか遊ぶとか歌うとか、色々なことで、この感覚をとりもどすことが出来ると思います。また、皆さんのやり方もシェアしていただけたら嬉しいです。

今日はそんな「凸凹道の大切さ」を感じながら歩いていました。

ありがとうございます。
ホーミタクエオヤシン

山田拝

 

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参加方法 http://7gwalk.org/walk2012/registration/registration.html

参加要綱 http://7gwalk.org/walk2012/howto/howto.html 

 

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