今回のサンダンスで特に一番強く感じたのは「繋がりの深まり」でした。
ミシガンのサンダンスに参加し始めて7年がたち、このシダービルの会場になってからは3回目のサンダンスになりました。
サンダンスに来る前のウォークでは
歩きながら母なる地球と繋がり、無限に力が沸き上がってくる体験をしたことをお伝えしましました。
サンダンスでは会場に来ている皆と、そのような体験をしました。皆というのは「人」はもちろん、木や空や鳥や動物たち、水や大地や空や太陽、そして、ご先祖様や未来の子供達の魂など、全てのものと同時に、命の木の下で、祈り歌い踊り、感謝と喜びの内に無限と一つになるような体験です。サンダンスの会場はそんなことを全身で感じられる素晴らしい場です。
歩いて繋がった時は、自分の身体が聖なるものに感じました。
皆で繋がると、この皆との関係性が聖なるものに感じます。
なんども何度もそのような体験を繰り返し
やがて
自分の肉体は神社のようになり
皆との関係性は愛に溢れた家族のようになりました。
そんな精神的な拡張家族ことを「ティオシャペ」といいます。
今回のサンダンスではそんな家族の愛を心から感じ分かち合える素晴らしいものになりました。
地球は母で、空は父で、太陽は一番上の兄で、月は祖母、石は祖父で、全ての生命は家族であり親戚であると、ネイティブは教えてくれていました。
祈れば祈るほど、その意味は深まりリアルになってきました。
全ては繋がっています。
サンダンスはそのことを、特に深く感じる為の年に一度の真の祭りです。
何万年も前から、ネイティブ達はこのような祈りを定期的に繰り返し、思い出し、そして、進化し、自然や宇宙がそうであるように、愛と調和の内に暮らしてきました。
サンダンスの教えの大切な部分に
「Everyday is Sundance 〜毎日がサンダンスである〜」
というのがあります。
このように感じた「全ては愛で繋がっている」という真実を如何に毎日に活かしていくか?
これがやはり古の時より大切だったのでしょう。
このことを深く知っているからこそ、ネイティブ達はスタンディングロックで、あのように立ち上がったのです。水を守ることは命を守ること。そして感覚的には母の血を汚されないようにしていたのだと思います。
私は今まで「祈りをもって母なる地球を守りましょう」と伝えてきました。
そして、今回のサンダンスでは「私は母なる地球を祈りをもって守っている」という感覚が強くなりました。
それは「輝きましょう」ということと
「輝いている」ことの違いに似ていました。
部族の名前と認識されている「アニシナベ」という言葉はシンプルに「人」を表す言葉であり、その言葉は「輝けるもの」という意味です。
スタンディングロックにも顕現したネイティブの活動の素晴らしさは、例えていえば
「輝きましょう」と言うよりも、「輝いている」ことを体現することにあったと思います。その活動の効果で多くの人が命の真実に目覚めました。
サンダンス中は全てと繋がりながら、世界の平和を祈りました。
これからは毎日の暮らしの中で、サンダンスを思いながら、調和と平和を実践していきたいと思っています。
逆の立場に立っているようだけれども、繋がっていることは同じです。
私達はあのサンダンスの命の木のように、彼の世界とこの世界の間に立ち
輝きながら、命の道を皆と共に歩んでいくことを願っています。
人間社会が調和と平和で満たされますように。
お陰様で
祈りがリアルに深まった素晴らしいサンダンスになりました。
ありがとうございました。
ホーミタクエオヤシン
山田拝
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