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人びとを救ったアニシナベ族に伝わる7つの美徳とスエットロッジ

人びとを救ったアニシナベ族に伝わる7つの美徳とスエットロッジ

 

私の先生であり

アニシナベ族のメディスンウーマンのライナ・ハート女史から聞いた伝説です。

 

 

 

昔、人々が祈りを忘れ、感謝を忘れ、怠け者になり、すっかり母なる地球を汚してしまいました。そして。人びとは歩いているだけで倒れ、水を飲むだけで病気になりました。

 

その時、村に7歳の少年がいました。少年は生まれながらにしてシャーマンでした。少年は村のそんな状況に心を痛め、丘の上に行って、断食断水をして祈り、クリエイターに助けを乞いました。4日とも、4週間とも、四か月とも、4年とも、そして一生とも言われているのですが、とにかくとても長い間、少年は丘の上で祈り続けました。

 

そして、ある時、少年の目の前に扉が現れました。その扉を開けて向こう側に行くと、なんと月の裏側に着いてしまいました。そして、月の上で7人のお爺さんが待っていました。

 

少年はお爺さん達に村の事情を話しました。そうすると、お爺さん達は「7つの美徳」についてのお話を少年にしました。お爺さんは一人ずつ「愛・尊敬・誠実・謙虚・勇気、真実・智慧」を少年に伝えました。この7つの美徳を皆が思い出せばきっと村は助かるだろう。

 

しばらくして、少年がすっかりその「7つの美徳」を理解すると、もう一度少年の前に扉が現れました。その扉の向こう側に、元の丘が見えました。少年はお爺さん達に感謝を伝え、その扉をくぐり、また、丘の上に帰ってきました。少年は久しぶりに目を覚ますと、すっかり身体に力がなくなっていました。しかし、手を伸ばすとそこにはシダー(檜)の木があり、その葉っぱを口にすると、もう一度身体に力が戻ってきて、立ち上がることができました。

 

少年は歩いて丘から降りて村の方に帰っていきました。帰り道の途中で夜明けの太陽が昇りました。そして、太陽が照らした丘の上にスエットロッジがありました。スエットロッジの中からお爺さん達の声が聞こえました。「もしも村人達がこの7つの美徳を知りたければ、このロッジに連れてきなさい。私達が教えよう」

 

少年が村に帰り、村人に話をすると、村人たちはロッジにやってきました。そして、このロッジの中で7つの美徳を思い出し、その美徳のままに日々をくらしました。そのお陰で、村はもう一度、祈りと感謝のある暮らしを取り戻し、母なる地球は癒されました。そうして、生き残った人々の子孫が今のネイティブだ、と伝えられています。

 

以上 ライナ女史から聞いたアニシナベ族の伝説

 

 

 

大気や水を汚染し続けている現代人間社会。気候変動や大気汚染、放射能汚染や環境破壊。それによって病気になり、犠牲になり、住む場所を奪われていく人々。政治でも経済でも美徳を大切にして行動している人達は珍しくなりました。まるで、ネイティブが危機に直面していた時と今の現状がダブって見えます。

 

間違えや悪事を指摘し合うのはできますが、でも、こっちの方向に行けば良いという肯定的なビジョンを共有することが難しいのも現代社会の特徴かと思います。

 

皆で美徳を思い出さなければならないと感じています。

 

 

スエットロッジではこの7つの美徳を知識だけでなく、感覚や直感的な学びで思いだそうとします。

伝説の中でも、人々がスエットロッジの中で7つの美徳を思い出し、そのままに暮らしたと言われていますが、知識だけがあってもなかなか暮らしに活かすことが難しいのは皆さんもご存知のことかと思います。そこもネイティブ達は承知で、頭だけでなく、全身全霊でこのことを思い出す智慧がこのスエットロッジの中にあるのです。

 

 

スエットロッジは「生まれ変わりの儀式」とも言われています。スエットロッジに使われるドーム状のテントは母なる地球の子宮をかたどっています。その中で、自分が産まれた根源の力に触れ直し、その力と同調しなおしてから外に出るのが、スエットロッジの目的でもあります。ですから生まれ変わりの儀式なのです。

 

その命の根源の力が美徳の中の「愛」です。愛はすべての美徳の中心で、全ての美徳の中にあると言われています。その愛が状況や場によって色々な現れ方をします。その姿が「尊敬、誠実、謙虚、勇気、真実、智慧」です。ですから、その六つを見つめることによっても、命の根源を思い出すことが出来るのです。

 

命の根源は全ての人が持っており、だからこそ生かされています。しかし、形では表せないものなので、そのことを忘れ、人は迷い、自分自身や他を傷つけてしまいます。そのような悲しい状況から離れ、幸せに生きる為に、命の根源をなるべくそのものに近い形で表現し、意識化し同調することで、私達が日々の暮らしを命の理のままに生きようというのがスエットロッジの意図であり7つの美徳の試みです。ですから、7つの美徳は学ぶというよりは、思い出すと言った方が適切だと感じています。

 

 

このような美徳やスエットロッジを日本に住む人々に伝えて下さった私達の師である、デニス・バンクス師は言っていました。「この儀式や教えで皆をインディアンにしようとしているのではない。ネイティブはこの現代社会の中でも母なる地球と繋がり、その愛のままに生きる智慧と精神性を守ってきた。いま、もしも、その事が必要な人がいるのであれば、人種や民族を問わずに、この教えを分かち合いたいと思っている。そして、皆が自分のいる場所で母なる地球と繋がり直し、そして、根を張った木々や草花が大きくなるように、あなた自身として成長し、木々や植物が果実や野菜を分かち合うように、皆も愛を分かち合って欲しい。そして母なる地球を守り、平和な社会を築いて欲しい」

 

 

このネイティブに伝わる「7つの美徳」は、命の理に沿ったものです。封建的な意図や、支配的な意図、利害関係などの一切介在しない、純粋なる、命としての美徳です。ですから、全ての人に通用します。もちろん宗教でもなく、祈りと精神性があるだけです。

(7gブログ 精神性と信仰の必要性と、宗教との関係と違い http://blog.7gwalk.org/?eid=1262718

 

 

人々はこの美徳達を意識的には理解していなくても、本能的には知っています。ですから美徳に反するようなことがあると、憤ったり、批判したり、罰しようとします。

しかし、美徳を意識的に理解しないと肯定的な方向性を示すことが出来ず、感覚的に調和していないとそれを行動に移すことができないのでお手本になることも出来ないのです。

 

 

7つの美徳を学び、そのままに暮らし、それぞれの形でお手本になり、相乗効果でこの社会を良くしていくこと以外に、私達が救われる道はないのかもしれません。

 

私もこの現代人間社会がもう一度命の理と調和し、一人一人が今を祈りと感謝の内に生き、子供達に幸せな未来を託す為に、7つの美徳をシェアする会とスエットロッジの活動をさせていただいています。

 

私もまだまだ多くを学んでいる途中です。

ぜひ、心ある皆と、このようなことを分かち合い、相乗効果で深め合い、高め合っていけることを願っています。どうぞよろしくお願いします。

 

 

ニカニガナ

 

山田拝

 

 

 

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