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7GWalk for Peace 2017  10日目報告 3月8日 金沢文庫→横浜 24キロ 戦争の記憶を風化させず、平和の為に祈り行動しましょう

7Generations Walk for Peace 2017 

戦没者供養 平和祈願 〜平和のために 祈り 歩く〜

 

http://blog.7gwalk.org/?eid=1262636

https://www.facebook.com/events/1347299288675040/

 

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3月8日 金沢文庫→横浜 24キロ

 

アサバアートスクエア出発

 

称名寺さんにお参りしました。金沢文庫の名の由来、鎌倉時代から文庫がここにあったそうです。

庭も広くて開放的で良いばしょです。このような歴史と場の力もあって、この地域は文化的で穏やかなのかもしれません。

 

富岡にある慶珊寺さんの戦没者供養搭にお参りしました。

ご住職がお話を聞かせてくれました。

1945年6月10日にこの富岡の地域は爆撃にあいました。

当時ご住職は小学生。40歳頃に住職になった時に空襲の記憶をとどめる為に供養搭を建立しました。

 

近くの浜空と呼ばれる海軍基地や軍の工場を狙って、10数機の爆撃機が襲いました。

しかし、爆弾はそれらの施設には当たらず、海と富岡駅周辺に落ちたのだそうです。

爆撃が来たので富岡駅に停まっていた電車の乗客は、降車して、線路のガード下の隣のトンネルに避難したそうです。

そうしたら、その前後に爆弾が落ちてしまい、避難していた人はほぼ全滅したそうです。

 

消防団の方々はこの遺体をお寺に運んだそうです。約40体の遺体がお寺の庭に置かれました。

そして3日間庭に置かれました。その間に遺体を探しにきた遺族は涙の対面をはたし、遺体を引き取っていかれたそうです。

最後に残った18歳の女性の遺体を引き取りにきたお母さんは、「あの日は娘は体調が悪くて、仕事にいきたくないと言ったのに、私が無理に送り出してしまった。娘が死んだのは私のせいだ」と言ってさめざめと泣いていたそうです。

 

そして、身元がわからないほど損傷してしまった遺体は共同墓地に土葬したのだそうです。

 

お話を聞いて、何十人、何百人、何千人、何万人という人が戦争で犠牲になっても

その一人一人の死にドラマがあり、家族の深い悲しみがあったのだということを思い知らされました。

 

皆で心からお祈りしました。

 

平和を祈り一歩一歩歩いていきましょう。

 

横浜の大通り公園の阪東橋駅近くにある戦没者供養碑にお参りしました。

碑にはこのように記してありました。

「1945年5月29日白昼 当時
世界最大級の重爆撃機B29五百余機 随伴戦闘機P51百余機の連合
軍機により 市内は絨毯爆撃を受けること一時間余。焼夷弾換算
四十三万余発の投下により市内は焦熱地獄の様相を呈し 非武装の
民衆に万余の犠牲者を生ぜしめた」

一万人以上の方が犠牲になりました。

横浜空襲の詳細はこちらにもあります。

http://otomodachi.net/

 

心からお参りしました。

 

黄金町駅近くの太田川 爆撃の時は多くの人がこの川で亡くなったそうです。

 

黄金町の赤門寺と呼ばれる東福寺さんにお参りしました。

お坊さんにお話を聞くことができました。

このお寺の爆撃で全焼してしまったそうです。

ご本尊の観音様だけは、僧侶が抱えて防空壕に逃げ込み助かったそうです。

この赤門も当時は二階建ての総うるし塗りの門だったそうですが燃えてしまい今の形になったそうです。

お寺には船員さんの供養碑があるので、そちらにお参りしました。

船員さんも戦争で随分酷く犠牲になりました。神戸には犠牲になった船員さんたちの資料館があり、2014年に皆で訪問したことを思い出しました。http://blog.7gwalk.org/?eid=1262404

 

 

現代の横浜の町を歩き

 

このような戦争の記憶を忘れることなく

真摯に平和の為に祈り行動していきたと思いをあらたにしました。

 

ありがとうございました。

 

山田拝

 

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参加方法 http://7gwalk.org/walk2012/registration/registration.html

参加要綱 http://7gwalk.org/walk2012/howto/howto.html 

 

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お問い合わせ

7 Generations Walk 代表 山田圓尚
mail 7gwalk@gmail.com
web http://www.7gwalk.org/

 

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7Generations Walkの運営資金に是非ご協力下さい。
どうぞよろしくお願いします。
資金協力呼びかけページです。
http://blog.7gwalk.org/?eid=1262412

 

 

 

 

7GWalk for Peace 2017  9日目報告 3月7日 葉山→金沢文庫 12キロ 子供たちと共に祈り歩きました

7Generations Walk for Peace 2017 

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3月7日 葉山→金沢文庫 12キロ 

 

葉山のお寺に集合して歩き出しました。

 

今日は昨年もこのコースを一緒に歩いてくれた、そうた君とあかりちゃん

そして「ここだね」ホームスクール繋がりで今日は5人の子供たちと一緒に祈り歩きました。

歩く前にお話しました。

「今日は平和を祈りながら歩きます。その為に、足の裏に意識を集中させて母なる地球と繋りながら歩きましょう。全ての命は母なる地球の上にあります。もしも、母なる地球と繋がったら全ての人、すべての生命と兄弟であることがわかります。その心が祈りとなって世界を平和にするでしょう」

 

元気に歩き出します。

 

 

12キロの行程

途中で子供たちは疲れてサポートカーに乗ったりするかな?と思っていましたが、

皆で心を合わせて、途中で歌を歌ったりしながら、楽しく歩いていると、みなどんどん元気になっていきました。

途中、足が痛くなったりしましたが、休憩したりしながら励ましあって

もう直ぐゴールです。

 

 

金沢文庫のアサバアートスクエアに到着!

 

子供たちと共に、母なる地球に力をいただきながら、良い祈りのウォークができました。子供達や大人たちも力に溢れて輝いていました。母なる地球とのエネルギー交換がそれぞれに起こったのでしょう。この心から平和がそだっていきそうです。

 

そして、皆でご飯をいただきトークしました。

 

先ずはこの「繋がっていて、力溢れている感覚」を歌でシェアして

そして、この「繋がっている」ということを仏教の智慧「十界」の図を利用して

ちょっと客観的に説明してみました。

アサバ先生のトークへのコメントです

「今日は久しぶりに7Gの山ちゃんの祈りについての講話を聞きました。
今日の話の主要な部分は『意識の十界』
祈りを通して,謙虚に愛の心を分かち合い、真実の心を無限に広げて行く、
歩くことは、大地と自分と宇宙を意識し、全てのものが1つに繫がっていることを体感する大切な時間。」

先生いつもありがとうございます。

 

人は「無限なる愛」「母なる地球の愛」と繋がっていることを忘れてしまうと不安になり満たされなくなってしまいます。

しかし、無限がわかりずらいので、有限なもので自分を満たそうとしてしまいます。ここに大きな落とし穴があるのです。

その方向でいくとどこまでいいっても満たされず、もっともっとになって、貪欲に求め、奪い合い、戦争がおきます。

戦争への方向と反対の平和の方にいく為には、私達が「無限なる愛」と繋がりながら生活することが大切です。

 

私たちも「歩く」という日常生活にある行為を通して、無限と繋がることができます。そして満たされ「平和」な気持ちになります。そして、この「平和」な気持ちを皆とシェアして、相乗効果で「世界を平和に」していこうと祈り歩いて、皆さんと出会っています。きっとこの「歩く」を皆さんの日常にある「なにか」に置き換えて考えていただけたら同じことですものね。その「平和」な心をもちよって、共に祈りましょう。今回も愛に溢れるお話会になりました。

 

称名寺さんの裏庭でドラムサークルしました。

祈りの歌を歌いながら、

お腹の中にいる赤ちゃんを祝福する祈りをしました。

愛が伝わって良いかんじ!

 

皆で歌い踊りました。

 

水よ清めたまえのフラをして

今日も素晴らしいギャザリングになりました〜〜

ありがとうございました。

ホーミタクエオヤシン

 

山田拝

 

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7GWalk for Peace 2017  7〜8日目報告 3月5〜6日 小田原→茅ヶ崎→葉山 54キロ

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3月5日 小田原→茅ヶ崎 30キロ

 

朝、小田原の戦没者供養碑の前でお祈りをしました。

小田原は8月14日の夜中に空襲され、15日の終戦の直前に最後に空襲された町です。

詳細はこちら リンク☆

 

ともおちゃんとひょうご君が合流してくれて4人で歩きました。

快晴

富士山も綺麗にみえます。

 

春ですね

 

 

二宮のジャーラーメン

店主のカズさんの手間をかけた愛あるお美味しいラーメンと楽しいお話で

元気いっぱいになりました。

 

大磯付近の海岸

 

東海道松並木

 

高麗山

 

平塚の戦没者供養等にもお参りしました。

詳しくはこちらを→

 

アロマココロさんに到着です。

皆で輪を作り祈り、無事に到着できたこと、そしてまたこうして再会できたことに感謝しました。

 

もちよりのご飯が凄く美味しいかったです。

茅ヶ崎のアロマココロさんでのギャザリングはいつも愛に溢れて心が温かくなります。

このような愛のある関係性がお互いに相乗効果で元気を与えあえるのですね。

今回もそのことを実感しました。いつもありがとうございます。

 

アロマココロのまさこさんがFBに載せてくださったコメントをシェアします。

「山ちゃん💖やまちくんありがとう

集まってくれたみんなもありがとうございます💞

毎回、山ちゃん達と過ごすと、細胞が喜んで、愛に溢れてくるんだよね♪( ´▽`)

今朝なんか、久しぶりにお肌がプリプリになっていたから不思議(≧∇≦)

そして、1年前の山ちゃんの集まりの時のお水がとても愛おしくてとって置いたのだけれど、腐ってないの

むしろ藻が生えてきて可愛くなってるよね💞

私たちの身体も半分以上がお水で出来ているから、自分から発する言葉や行動に気をつけて、波動を下げないように、きれいなお水を育てて行きたいな( ´ ▽ ` )ノ

山ちゃんいつも気づきをありがとうございます✨」

 

私たちも同じ気持ちです。

水を守っていきましょう!

ありがとうございます。

 

3月6日 茅ヶ崎→葉山 24キロ

元気に出発

 

茅ヶ崎公園の戦没者供養碑

 

江ノ島

 

途中から雨が

 

こずちゃんとはじめさんが合流してくれました。

 

雨でしたが皆で楽しく無事に葉山に到着

お陰さまで、愛と祈りと共に無事に葉山まで歩かせていただいています。

 

ありがとうございます。

ホーミタクエオヤシン

 

山田拝

 

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7GWalk for Peace 2017  6日目報告 3月4日 箱根越

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3月4日 沼津→小田原 40キロ

 

箱根越



毎回気合が入ります。
今日はとても良いお天気で気持ちを後押ししてくれました。

やはりアスファルトの道を歩くのと、山道や石畳の上を歩くのでは全然感覚が違います。
アスファルト上では何も考えずに足を前に出し続ければ良いところがありますが、石畳の上を歩くときは段差だらけなので、当然そこに注意しないと転んでいまいますし、足を捻らないようにしなくてはなりません。「歩く」際に必要な情報量がまったく違います。これがリアルなんだな〜と感じていました。アスファルトを歩くということは、自然から見たら、かなり情報を編集されたバーチャルな行為であることも覚えておこうと思いました。その上でいかにこのバーチャルをこえていくか?車に乗ったらほぼ不可能でしょう。でも、歩きならばチャンスはあるかもしれません。感覚を駆使すれば、色々なことをまだ感じることができます。

登り坂



ま〜当然ですが強い意志が必要です。リアルな自然な道ですので感覚も研ぎ澄まさなければなりません。ただ歩くとつらいだけになってしまう可能性もありますが、今回は、大地、水、太陽、、風、空気の五元素を深く感じながら歩くように心がけてみました。そして、仏教の智慧では自分の肉体の中の部位に相応してこの五元素を感じると言う試みもあります。臍下が地、臍上が水、胸が火=太陽、眉間が風、頭の頂点が空。この内と外の五元素を調和させる試みと言うことで歩きだすと多くの学びや面白みがあって、つらい坂道が学び多き坂道になりました。

ま、でも、そうは言っても、ただこの意志や智慧があるからと言って、体が良い感じで動くか?と言ったらそんな訳がありませんよね。理論を知っていたら、行動できるのであれば、学者が一番の実践者ということになりますが、そんな事例はありません。

そんな「歩く」という行為をする時。ある意味、なまっちょろい智慧などなんの役にも立たない経験をしてきました。

もっと「強く信じる」ということが必要だったり、「強い意志」が必要だったり。そうすると身体が動きだしてきます。

 

でもこれだけだと荒くて身体が痛くなってきたり、直ぐに疲れてしまう時があります。ここで智慧が必要になります。心を静めて、一歩一歩を感じます。足の裏に集中して地を感じます。

 

以下は私が歩いて感じた五大元素のイメージです。

 

地は無限の命を生みだし育んでいます。アスファルトは硬くて命を生みだしませんが、本来の土のみちは命を育む愛と力に満ちていて、なんとも柔軟で活力に溢れたものです。そして、お腹あたりの水を感じつつ、世界で水の働きわかちあっている恵みについても感じていました。特に海は広大で、地表の7割は水ですし、土の上でも、生命の曼荼羅が繰り広げられています。大地と水が共にあって調和して初めて命は存在することができます。
「Water is Life」そんなことを深く実感していました。

(柿田川湧水)

 

胸の辺りに火を感じます。自然界の火はやはり太陽ですね。太陽は命の力を常に降り注いでいます。太陽がなければもちろん命はありません。太陽の恵みを感じると無限な感覚になることがあります。その光と熱を生み出しているもの。その力が私たちの胸のあたりに宿っています。
たしかに胸のあたりには、心臓があります。心臓は肉体の中では太陽なんだな〜と感じたりします。そして肺もあります。肺=呼吸と言うことになりますが、肺は空気の流れを生み出していてつまり、風の力がそこにあります。火と風の関係は火をキープしたり大きくしたりするのにとても重要ですが、心臓と肺が近くにあるのも、なんだか自然の理がそこに体現されているのでしょう。

 

風はどこにでもいきます。仏教では風は眉間に設定されていますが、要するに思考という意味もあるのだと思います。思考、メッセージ、智慧は空間を越えて届いていきます。ですからこの思考が自然であるか?そうでないか?によって、調和しているか?調和していないか?によってメッセージが届いていくか?そうでないか?が変わってきます。あの風の爽やかさや強さを観察するとき、私たちの思考の調和をどうとるか?のヒントがあります。

 

そして頭の頂上に空を感じます。全ては宇宙のなかにあります。そこにはとてつもなく大きな視点や俯瞰的な視点が生命を認識するのに必要なことであるという事実があります。頭の頂点を空としているわけですが、思考とこの空を分けているのにも重大な意味があると感じています。思考には限界がありますが、同時に空という不可思議な世界の中で私達は生かされてる。考えてこれが自分だとおもってみても、そこに空の認識がなければ視点がかたより、とてもアンバランスな認識になっています。つまり考えてみても基本分からない大いなる命の上に命があるという謙虚な気持ちや感謝の気持ちが必要であるということになると思うのです。

以上私が歩く間に感じた五大元素でした。

 



この五元素を歩く間に調和できたら、ホントの意味で持続可能で力と光に満ちたウォークができます。そのことを実体験して体現しながらウォークを続けてきました。でも実際「歩いている」時はもっとシンプルです。調和に任している感じともいえます。説明すると前述のようなことを感じていることになりますが、実際はもっとスッとしたものです。明快というか思考と肉体が直接結びついてる感覚というか?ある意味、深く明快な瞑想状態になりえます。

そして今回もこのようなことが調和して、この一歩一歩は無限に踏み続けても、身体が痛んだり、心が萎えたりしない、歩き方が今出来ていると感じながら歩くことができました。「歩き」のなかにある無限が覚醒したような感じです。

 

力と光に溢れているけど、繊細で調和していてスムーズ。それが肉体と精神の中で同時に存在している感じ。そんな風に肉体を感じることができたら、肉体の意志というか感覚にまかせて歩くことができます。そうすると、肉体を通して、自然や世界を深く感じることができます。そうする自然と自分との間にエネルギー交換が始まり、力がさらに溢れてきます。

 



しかし「自分の力」などたいしたもんではありません。すぐになくなります。でも調和の力は無限です。そんなことを歩きながら体験しています。

 

 

この力は7世代先まで続くな〜そしてその道のりは力と愛と感謝に溢れているな〜と感じます。その感覚はシンプルで明快なので、違和感にも気付きやすく、調整も常にしています。


このような感覚を個人でもつことは凄く大切です。そして社会的にもこの感覚を共有できれば、持続可能な世界、平和な世界が現れてくることも明確にリアルになっていくのだと感じています。


方法は違っても、おそらくこのような感覚をお持ちの方は多いと思います。ぜひ交流して相乗効果でこの確信的平和感覚を現象化していきたいです。どうぞよろしくお願いします。
そして、そのような感覚をまだお持ちでないかたは、「歩く」なかでそれを発見できることをお伝えしたいと思います。

 

ご都合の良い場合は是非一緒に歩きましょう。

 

今回も無事に箱根を越えることができました。

 

いつもありがとうございます。

 

山田拝

 

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7GWalk for Peace 2017  5日目報告vol2 3月3日 沼津で聞いた戦争体験 

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沼津の荻生先生



沼津でいつもお世話になっている牛山精肉店さんに繋いでいただき、
戦争体験を聞かせていただきました。

昭和九年生まれの先生は戦前、戦中、戦後を体験されてきました。

先生は薬剤師であり、科学者であり、バイオリニストであり、絵もお書きになり、モンミュゼ沼津という美術館の館長さんでもあります。そして人当たりもよくて、お話も面白く明快な素晴らしいお方でした。なので先生とおよびしていました。

先生の戦争の記憶は明快で強烈でした。


沼津がうけた空襲の中で特に大きなのが1945年7月17日の空襲です。
沼津には軍の工場があったりしたので、空襲のターゲットになったそうです。


小学校のすぐ側に爆弾が落ちて、生徒が吹き飛ばされたそうです。そして、吹き飛ばされたあとにカランコロンという音が屋根からしたが、その音はその小学生の頭が吹き飛ばされて、屋根から生徒の首が落ちてくる音だったのだそうです。


先生は火の竜巻をみたそうです。あまりにも勢いよく町が燃えるので、直径30メートルほどの火柱がたったそうです。その火柱は周りの酸素を全部まきこみ竜巻になりながら、移動していくのだそうです。その火の竜巻に家が巻き込まれたら、一瞬で家は上空に持ち上げられ、上でバラバラになって火の玉になって落ちてきたそうです。あらゆるものを巻き込んでいく火の竜巻。人もトラックもすべて巻き込んでいったそうです。その光景は壮絶だったそうです。

 

 

先生は生き残り、逃げていた先から自宅に帰ってきたら、家は全焼でなにもなくなってしまっていたのだそうです。そして家の前にトタン板があって、その上に死体が五体あったそうです。焼けただれ無残な姿の死体をみたそうです。でも不思議と何も感じなかったのだそうです。あまりにも壮絶すぎる状況のなかで、感覚が麻痺してしまったのだそうです。死体と人間の命が結びつかない。今からおもうと、気が違ってしまって、狂ってしまっていたのだと感じるそうです。でも、その当時はその気が狂った状態が普通だった。だからまともなことを言うと非国民扱いされました。


「戦争は人の気を狂わせます。そうしないと戦争は成り立たないのです。戦争とはそういうものです」


そして、先生が戦中から戦後で一番許せなかったのが、戦争中は戦争を推進する記事を書いていた新聞が、戦後は民主主義を推進するものに急に変わったことだったそうです。

 



しかし戦争が戦後医療界にもたらした良い影響もあったそうです。
江戸時代は平均寿命が36歳でしたが、昭和20年は50歳になりました。これは外科手術と現代医療の発展によるところです。その発展は戦争中に軍が開発した知識を民間利用したらできたことのなのだそうです。


あとは「東洋医学は経験実証医学、西洋医学は錬金術を基礎にしています。この違いをしっかり掴んでおき東洋と西洋の欠点をおぎないあっていくことが大切です」とか深くて興味深いことを沢山教えていただきました。

 

まだまだ沢山戦争の実体験や深い知識をお話いただきました。強烈で初めて聞いたようなお話もあり勉強になりました。これからも語り継いでいきたいです。


ありがとうございました。

 

山田拝

 

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